更年期障害はつらいものです。

閉経を迎える年齢の前後5年ずつ、合わせて10年くらいの期間を更年期と呼び、様々な身体や心の変化を迎えます。

ほてりやのぼせなどのホットフラッシュ、手足のつらい冷え、便秘、だるさなどに加えて、精神的にもダメージが出てきます。

特に訳もないけどイライラする、無性に悲しくなる、やる気が起きない、頑張りたいのに頑張れない・・・・・。

症状も1つではなく、いくつも同じ時期に現れる場合もあれば、1つの不快な症状がずっと続くという場合もあります。

ただ、

「そういえば更年期がいつの間にか過ぎちゃったわ」

というように、症状がほとんど出ない人、出ても軽くてすむ人もいます。

一般的に更年期と言われるこの10年近くずっとしんどい思いをする訳ではないにしろ、できることなら症状は軽くて済むほうが嬉しいに決まっています。

では、同じ更年期を迎えるのに、どうして症状の軽い人と重い人がいるのでしょう。

何が違っているのでしょうか?

今回は、更年期障害の程度が重い人と軽い人の違いについてお話しします。

 

 

スポンサーリンク

更年期障害が重い人と軽い人の違い

更年期障害は命に関わる重大な病気というわけではありません。

しかし、それまでの仕事に家事に子育てにとバリバリこなして、生き生きしながら生活してきた時とは比べ物にならないくらいの身体の不調や変化を体験することになると、思った以上に心も身体もダメージを受けてしまいます。

そのダメージの強さの程度は人それぞれです。

更年期障害の現れる程度の違いは、いくつかの要因によって変わってくると思われます。

 

 

更年期障害の現れるスピードによって

症状が出てくるスピードによって程度が重かったり、軽かったりします。

例えば、身体の不調が少しずつゆっくりと変化していく場合は、

(何だか最近すっきりしないな、だるいな?)

というような漠然とした思いで生活しているうちに、それに身体が慣れてしまうこともあります。

人は慣れる生き物です。

環境がゆるやかに変わっていけばそれに対応できてしまうのです。

ですので、更年期障害の色々な症状が出てきたとしても、ゆっくり少しずつ不調になる場合は、本人も「更年期障害だ!」と意識しないまま、つらい期間を過ぎてしまうのかもしれません。

逆に、不快な症状が一気にでてきて、数か月前とはあきらかに違う・・・・・

(もしかして何か病気になったのかな?)

と思ってしまうほどの急激な変化があれば、それは身体だけでなく、心もついていけません。

そのような場合は、症状が重く感じられたり精神的ダメージが強かったりするので、症状が特に重いように感じられてしまうこともあります。

スポンサーリンク

もともとの性格によって

これまでの性格って大きく影響してきます。

例えば、何か起こっても

「何とかなるわ、大丈夫」

とやり過ごせる人と、

「どうしよう、不安だわ」

と必要以上に心配になってしまう人がいます。

 

これと同じで、ホットフラッシュが起こって不快な症状が現れたとしても、その感じ方は人によって違います。

「何だか暑くて不快だな」

程度で済む人もいれば、

「気持ちわるくて耐えられない、毎日これが続くのかしら? 病気なのかも」

と、どんどん不安に押しつぶされてしまう人もいるでしょう。

同じ症状に対しても受け止め方で大きく変わることもあるようです。

 

普段から物事をとらえるときに深刻になったり、考え込む癖がある場合は、更年期障害の症状も重く感じることがあるかもしれません。

逆に、普段から何かあっても軽く受け止めて、笑い飛ばしてきたような方は、

(あら?あれが更年期だったのかしら?)

というように知らぬ間に不調な時期が過ぎてしまうこともあるかもしれません。

更年期障害があらわれたときの環境によって

これは、更年期障害が現れた時の生活環境が穏やかだったり、日ごろのストレスなどが少ない状況だった場合、それほど程度は重くならないことがあります。

しかし、更年期障害が現れる時期というのは、日常生活においても、仕事関係での悩みや環境の変化が多い時期です。

家庭内では、今までがむしゃらに取り組んできた子育てが一段落して、気持ち的に楽になる場合と、親元を巣立っていく年齢の子供のことで悩みがたくさん出てくる場合に分かれます。

そのストレスの違いによって、更年期障害が強く出ることもあります。

また、自分がイライラしたときの家族からの対応も多少影響してしまうかもしれません。

だからと言って、

「更年期障害がひどくなったのは家族の対応が悪いからよ」

と責任を他に求めるのは違います。

 

大切なことは、更年期障害にはこんなこともあるかもと自分自身が知識を持ち、家族にも起こりうること、日々の変化などをきちんと伝えて理解を得ることだと思います。

更年期障害の状態を家族に話したからと言って、何でもわがままを言ってもいいというものではありません。

自分なりにも対処のしかたを知っておきましょう。

それが、自分も家族も明るく生活できる方法の一つだと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

感想やご意見など、どんなささいなことでも気軽にコメントくださいね。

 

スポンサーリンク