つらい花粉症の症状は身体の不調だけでなく、精神的にも影響を及ぼします。
重大な病気ではないものの、ある程度の期間同じ症状につらい日々を送ることになります。
それが家の中だけですめばいいですが、仕事を持っていて外に出なくてはならない場合は悩みの度合いも深刻です。
実際に私は仕事中に何度も鼻水が出て、マスクが湿ってしまうほどでした。
自分のやっている作業を中断してはトイレに駆け込み鼻をかむという行動の繰り返しでとても仕事になりません。
花粉症を持つ人の多くは職場で何らかの悩みをお持ちではないのでしょうか?
今回は、花粉症のつらい症状が職場においてどんな悩みにつながっているのか、また職場での対策についてお話しします。
花粉症における職場での悩み
花粉症の症状は風邪の症状によく似ています。
でも風邪で会社を休む人はいても、花粉症ではなかなか休みをとりづらいものです。
しかし、花粉症は風邪のようには短期間で治ってくれません。
つらい症状をおしてでも、出勤し、一日仕事をしなくてはならないことが多いと思います。
では、具体的には花粉症でどんな悩みが起こるのでしょうか?
職場での悩み一覧
職種によっても変わってきますが、誰にでも当てはまるような内容もありますね。
- 接客業なのでマスクができないため花粉をさらに浴びてつらい
- 職業がら人前で目をこすったりできない(接客業など)
- 止まらない鼻水に何度も作業を中断して鼻をかまないといけない
- 身体がだるくてつらい
- 人と話している最中にくしゃみが何度も出てくるので話を中断してしまう
- 頭がぼーっとしているのでミスが目立つ、集中力が途切れる
- 薬を服用することで症状は止まっても、薬の副作用でひどい眠気に襲われる
- 頭が重い感じがしてつらい
- 接客業なのに目のこすり過ぎや鼻のかみ過ぎでお化粧がくずれてしまう
- 外での仕事のため花粉をたくさん浴びる
などなど、いくらでも出てきそうです。
一日のうちですっきりする時間帯があったりすればいいのでしょうが、花粉症だとほぼ一日程度は違っても症状はなくなりません。
天気が雨だと少しはましかもしれませんが、毎日の仕事もおっくうになりますよね。
ひどいときには、症状のせいで身体もだるく、頭が痛かったりもして、仕事自体できないくらい健康を損ねてしまうことにもなりかねません。
花粉症の薬も、効くものと効かないものがありますし、効いたとしてもその副作用でまた悩まされるのなら、本末転倒としかいいようがありません。
職場における花粉症対策
少しでも症状を軽減するためにできることがあれば実行していきたいものです。
やはり一番は職場内に花粉を持ち込まないことです。
職場が室内の場合は、建物内に入る際に服についた花粉を払ったり落としたりする習慣をつけることは重要ですね。
そうは言っても、服についている花粉が完全になくなることはありませんし、花粉症でない人もいますので、室内の掃除をこまめにすることも一つの対策です。
掃除機などではほこりや花粉が空中に舞い上がってしまいますので、雑巾がけや粘着シートを利用した掃除が適しています。
また、花粉症対策で飲むお薬も副作用が出にくいものや、漢方薬などをためしてみるのもいいですね。
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