エルケアル 

*

更年期障害の気になる症状「手足の冷え」、どうして先の方だけ冷たいの?対処法は?

   

更年期障害の症状の一つに「手足の冷え」があります。

これは、女性には多い悩みである「冷え性」とも関係が深いので、更年期でなくても出てくる悩みの一つかもしれません。

身体の体温の調節などにはやはり自律神経が深く関わっています。

自律神経というものは、自分の意志でコントロールするというよりも、生命を維持していく上で、身体が自分で体温を保ったり、心臓を動かしたり、食べ物の消化などを行っています。

自律神経のバランスは交感神経と副交感神経で成り立っているので、この調整ができると過ごしやすくなるかもしれませんね。

 

スポンサーリンク

 

更年期障害と手足の冷え

もともと、女性は男性に比べて熱を生み出してくれる筋肉の量が少ないため身体も冷えやすいです。

しかし、更年期障害で起こる冷えには自律神経の働きが大きく関係してきます。

女性ホルモンの減少や自律神経のバランスが乱れることで、特にひどい冷えが症状として現れます。

更年期障害の別の症状である「ホットフラッシュ」や「のぼせ」などは、「冷え」とは180度逆の症状のように思えますが、これも体温調節がうまくいかなかったり、血行が悪いために起こるという点では同じです。

また、更年期障害の冷えは冬や寒いときにだけ起こるものでなく、季節に関係なく起こります。

手足の先が特に冷えるというのは、自律神経の乱れから手足の先の抹消の血管にまで血液の流れがうまくいかないためです。

冷えの改善方法

つらい冷えの症状を少しでも改善して快適な毎日を送りたいものです。

それにはやはり生活の見直しや改善が必要になってきますが、それほど難しいことではありません。

いつもの生活をちょっとだけ意識してゆったり過ごすことが大切です。

身体を休ませてあげる

自律神経の中の交感神経が活発だと身体が活動的になり、手足の先の末梢の血管が収縮して血行が悪くなります。

それによって身体の先が冷えてくるのです。

ですので、手足の抹消につながる血管をゆるめてあげることによって、血液の流れをよくしてあげます。

血液が手足の先に十分にいきわたるようになると、身体の冷えも改善されてきます。

抹消の血管をゆるめること、それは副交感神経を活発にしてあげることです。

副交感神経は身体をリラックスさせてくれる働きがあるので、生活をゆったりモードに切り替えてあげることも必要になってくるというわけです。

更年期には頑張っているのに、頑張れている感じがしないとか、頑張りたいのに、頑張る気力がわかないということも多いです。

この「頑張る」からちょっと解放されてみましょう。

身体を温める行動とは?

具体的に何をすればいいのでしょうか?

身体の内側と外側からみていきましょう。

身体の内側から温めるとするなら食事や飲み物などを工夫するといいですね。

身体を温めるもの、心がホッとするものを食べましょう。

根菜類やスープなどをはじめ、おいしいと心から思えるものを少量でも食卓に加えることで身体も温まりますし、気持ちもホッとできます。

できればレトルト製品やインスタント製品、精製された白砂糖を使った甘い物の取り過ぎは控えたほうが無難です。

だからといって、しっかり手作りで、これもダメあれもダメと自分を追い込んではなんにもなりません。

一番は心がゆったりするような生活を送ることだと思います。

また、飲み物はカフェインの多いコーヒーや緑茶よりはハーブティーなどのほうがいいです。

自分に無理のない状態で改善してみてくださいね。

身体の外側から改善するなら、軽いウォーキングやストレッチなどの運動や、お風呂などを意識することで身体を温める生活になります。

運動というと、どうしても気負ってしまい続かないこともありますが、「う~ん」と背伸びをして深呼吸をするだけでも違います。

家事の合間に首を回したり、柔軟体操をちょっとだけやってみるのもいいかもしれません。

ウォーキングもジャージに着替えて、なんて本格的にやらなくても、家の周りに4~5分程度散歩してみることから始めてもいいと思います。

滅多に立ち止まらない雑草や草花に目を向けたり、季節ごとの暑さや寒さを肌で感じたり、通りすがりの人に挨拶したりという何でもない日常で心がホッとすることもありますし、気持ちがゆったりすることで身体の冷えが解消するかもしれません。

少し長めに浸かるのであればぬるめの半身浴がいいかもしれませんね。

風邪をひかないように、上半身には乾いたタオルなどをかけてあげるのも一つの方法です。

お風呂は身体を温めるのに一番効果的です。

気持ちもゆったりとなりますし、身体も温まります。

一日のうちで心も体もリラックスできる大切な時間です。

日ごろの家事や仕事などは忘れて、このひとときはくつろいで過ごしましょう。

もっとお手軽に足をあたためるなら「足湯」もいいですね。

ちょっと大きめの洗面器やバケツなどにお湯を張って、膝から下をつけて読書なんかいいと思います。

横に熱いお湯を入れたポットなどを置いておくとお湯の温度が下がっても足してあげることでぽかぽかが持続します。

 

具体的に身体を温める方法は考えればいくらでもあります。

衣服の一部にカイロを貼ってあげるという方法もあります。

更年期障害における症状については、絶対にこうしなさいという決めつけのようなものよりも、自分が少しでも楽に取り組めるような方法を探すことが大切です。

無理なく生活に取り入れられるものを一つでも見つけてもらえれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

感想やご意見など、どんなささいなことでも気軽にコメントくださいね。

[記事公開日]2017/03/03

 - 更年期障害