毎日眠れない、寝付けない、熟睡感がない、疲れがとれない、など様々な悩みを持って生活しているにも関わらず、ただ何となく「時間が来たらお布団に入って寝る」という行動だけを繰り返していませんか?
睡眠がとれていないと心と身体の両方に影響してきますし、ひどくなると日常生活や仕事にも支障が出始めます。
睡眠の悩みは程度が軽ければ軽いほど修正もしやすいものです。
今現在、「毎日ぐっすり眠れて、スッキリ目覚められている」と自信を持って言えないのであれば何かしら睡眠に関する考え方や生活を見直す必要があります。
例えば、寝る前によくないとわかっていてアルコールをガブガブ飲んではいませんか?
お腹が空いたからと遅い時間に消化の悪い物を食べ過ぎていませんか?
本気で良質な睡眠を手に入れたいと思ったなら、まず一つ生活の何かを変えましょう。
睡眠を改善するには
睡眠というものは人が健康で生きていくうえで重要になる要素です。
世界の中には眠らなくても生きていける人もいらっしゃると聞きますが、ほとんどの人は毎日わずかでも「睡眠」をとっているはずです。
毎日3時間でも、6時間でも、8時間でも、「塵も積もれば山となる」のように、良質な睡眠を手に入れられれば、それ以外の生活時間が充実してくることは間違いありません。
この一日の中の3時間、6時間、8時間を放っておくのはもったいないことです。
睡眠を変える方法
睡眠を変える方法は様々です。
方法については、何十、何百とあるかもしれません。
が、実際に全部を実践となると大変ですよね。
生活は「習慣」の積み重ねですから、一朝一夕に変わるものではありません。
ですが、一つずつなら取り組むこともそう難しくはないと思います。
食事、運動、入浴、環境作り、寝具の選び方、太陽との関係、体内時計、仕事や夜勤などの影響、病気、薬、サプリメント、
様々な点から睡眠との関わりを考えて改善していく方法を見つけていきたいものです。
その結果、
「これなら私も取り組める」
「この方法が私には合う」
というものを1つでもつかんでほしいです。
こちらの記事から参考になるものがあれば幸いです。
私のおすすめ
一番簡単な方法なのに、一番実行できない。
私がまずぐっすり眠りたいと思って取り組むなら、この方法をおすすめします。
「あらゆる電子機器から離れる」
ということです。
テレビ、ゲーム、携帯電話、パソコンなどです。
(例外をあげるなら音楽を聴くためのものは使ってもいいです)
もちろん、生活全般で実行に移すことは難しいと思いますが、仕事から帰宅した後からお布団に入るまではということです。
専業主婦の方などであれば、夕方からお布団に入るまではということになります。
どうですか?
簡単なことですが、なかなか難しくはないですか?
やるべきことは、痛みも努力もいらないことで、今このときから実行できるのに、なかなか踏み切れないという場合が多いと思います。
理由としては、
- 家族といるとテレビなどは消せない
- 大事なメールなどを見逃してしまうかもしれない
- 目覚まし代わりに携帯を使っている
などでしょうか?
テレビに関して
家族がテレビを見ているのに、自分だけ別の部屋に行ってなんてコミュニケーションもとれないし、小さい子供の様子も見なくちゃだし、無理だわ。
なるほどそうですね。
では、こういうのはどうでしょうか?
子供と自分だけなら思い切ってテレビを消してしまいましょう。
1時間でも2時間でも画像を見る時間を減らすだけでもずいぶん違います。
空いた時間は家事にあててもいいですし、自分の趣味の時間にしてもいいですね。
子供と絵本を読んだり、子供が勉強する様子を見守りながら自分も横で何かをするという過ごし方もステキかもしれません。
(ご主人様がくつろいで見ていらっしゃるのにいきなりスイッチを切るのはやめた方がいいですが)
携帯電話やパソコンに関して
大事なメール、仕事関係のパソコン、これははずせませんか?
着信のみにして、入ったときだけ見ることは不可能ですか?
パソコンは朝一番にチェックできないくらい急用のものですか?
夜寝る前の情報というのは、よほど嬉しい内容や楽しい内容のもの以外はただの心配の種になったり、考えることを増やしてしまうので、気持ちの良い睡眠をとろうと思う場合はじゃまになってしまいます。
睡眠に一番悪影響なのは、画面から出る「ブルーライト」です。
これは別の記事にも書いていますが、睡眠に影響を与えます。
日中、仕事で使うのはしょうがないにしても、夜寝る前の時間帯には避けたほうが無難ですね。
「パソコン」「スマホ」の青い光が睡眠に与える影響。夜を昼だと勘違いする脳
夜の携帯電話は本来の意味の「携帯する電話」の機能だけにしてみたらいかがでしょうか?
目覚まし時計に関して
いつも携帯電話を充電して休むし、そのまま朝の目覚まし時計の代わりに使っている。
という人は多いと思います。
でも、枕元に携帯電話があると、ついつい寝る前に画面を見てしまいませんか?
ちょっとのつもりが色々なゲームやサイトなどを見始めてしまうこともあると思います。
思い切って、別の部屋で充電して、寝室には携帯電話を持ち込むのをやめてみましょう。
「え?それじゃ目覚まし時計は?」
アナログ式の目覚まし時計なども100円ショップにもありますし、ホームセンターや電気屋さんなどにもお手頃価格のものがありますよ。
寝室に必要なのは目覚まし時計であって、他の機能はいらないですよね。
まとめ
今、何点か問題点をあげてみましたが、これは強制でも何でもありません。
私個人の意見です。
それは実行できないわということもあるでしょう。
ただ、睡眠に関して、
眠れない、熟睡できない、などの深刻な思いがある場合は、この部分の改善はすぐに始められますし、一番脳が休まる手段でもあるように思います。
別の方法で改善されれば、それも嬉しいことですし、何か取り組んでみるという行動が一番大切なので、今回のこと以外にも目を向けてみられればいいなと思っています。
睡眠への悩みが一つでも少なくなれば幸いに思います。
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