いつものことだから・・・
持病の一つだから・・・
毎日の頭痛に悩まされていませんか?
それは一つの不調だから、我慢しなくてはと思っていませんか?
「頭痛は病気の一つ」です。
放置していては治るものも治りません。
原因や症状をよく把握して、早目に治すためには医療機関を受診することも大切です。
今回は頭痛を病気としてとらえることで、専門機関を受診したほうがいい場合と、何科を受診すればいいのかをお話しします。
頭痛自体は病気?
日々の生活で頭痛で悩んでいる人はたくさんいます。
頭痛には大きな病気の一つの症状としての頭痛と、慢性的な頭痛、二日酔いなどで一時的に起こる頭痛があり、慢性的な頭痛というものは頭痛の中で約9割を占めます。
その中でも主なものは「偏頭痛」と「緊張型頭痛」に分けられます。
偏頭痛は約900万人、緊張型頭痛は約2000万人もいるといわれます。
頭痛を慢性的に患っている場合、日常的な症状だから、特に病院にかかるほどではないと思い込んでいることが多いのではないでしょうか?
この慢性的な頭痛というものには、きちんとした治療法が存在します。
それは頭痛が治療できる病気の一つだということです。
国内には頭痛外来という診療科目もありますし、増えてきています。
もっと医療機関を身近に利用して、日々の生活を快適に変えていきたいですね。
頭痛はつらいものです
慢性的な頭痛で、会社を休んだり家事を休むことには抵抗があったり、遠慮がある場合も多いでしょう。
しかし、頭痛が続く生活というのは、一時的な痛みだけでなく、ひどい場合には仕事や家事が手につかないほどにもなり毎日が億劫になってしまいます。
日常生活に支障が出るという時点で、健康を損ねている状態であり「病気の一つ」なのです。
頭に痛みがはしっている間は他のことを考えられないくらい意識が頭痛に集中してしまいます。
その痛みが毎日続くと、本当なら普通に生活できる時間を痛みを感じながら過ごすしかなくなります。
これはもったいないことです。
治療法を知って、治療して、きちんと痛みを和らげたり、痛みを解消していけるのなら少しでも早く行動したいものです。
頭痛外来って凄い
昔は頭痛外来なんてあまり耳にしませんでした。
とりあえず、内科や外科、脳神経外科などを受診して、その科の診察内容からはずれていれば違う科を紹介されて、再度医療機関を受診、そこでも違っていればまた違う科を受診という、転々と移ることも少なくありませんでした。
でも現在は頭痛外来という専門の診療科が増えてきています。
「頭痛」という一つの症状があり、受診します。
そこで色々な検査や問診などによって、大きな病気が隠れている可能性を調べます。
もし、大きな病気の可能性が少しでもあれば専門の診療科目へと紹介されますが、慢性的な頭痛だと診断されれば、その中でもどういう頭痛なのか(例えば偏頭痛)という種類を頭痛の特徴によって見極めます。
次に、その特定された頭痛に対する最適な治療を提案するという流れなのです。
大きな病気が潜んでいなかったから「はい、サヨウナラ」ではない訳です。
一つ一つの頭痛に対して向き合ってくれるのです。
これは本当に有難いことです。
頭痛で毎日悩まされている場合には、救世主とも言える機関ですね。
頭痛は慢性的なものは、まだまだ自分で我慢しなくてはならないただの一症状だと思われがちです。
しかし、毎日の生活でつらい思いをしているのなら、そして日常生活に支障が出ているようなら一度専門機関を受診してみることもおすすめします。
それがきっかけで、それからの生活が快適に、よりよく過ごせたらとても嬉しいことです。
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