寒い冬だけでなく、身体のあちこちが冷えてつらいという思いは女性に多い悩みの一つです。
毎日当たり前のようにとっている食事が冷え性を左右しているとしたら、少し見直してみるのもありですね。
飲み物だけとか、何もとらず朝食抜きだとか、食べる内容や量によっても冷え性の度合いが変わってきます。
今回は冷え性と朝食の関係についてお話しします。
朝食食べていますか?
朝食は1日の活力源です。
ダイエットなどで摂取カロリーが気になったり、美容にいいからという理由で朝食を抜く人は結構多いものです。
時間がないとか、食べる時間があれば少しでも寝ていたいという理由もあるかもしれません。
かくいう私も若いときは当たり前に朝食抜きの生活を送っていました。
朝食の役割
私たちは眠っている間が一番体温が低いです。
長い睡眠から目覚めて身体も少しずつ活動し始めます。
朝食はそのエネルギー源になります。
放っておいても日中になれば身体は徐々に暖まってきますが、朝食を食べることで早い段階から身体も温まり、脳も活性化してくるのです。
午前中には頭を使うデスクワークが適していて、午後には身体を使う体力的な仕事が適しているというのも、しっかり朝食をとっていればこそです。
かといって、ただ何かを口にすればいいというものではありません。
朝食と冷え性の関係
朝から食べ物を食べるという行為は、体熱を生み出す役割があり、身体を温めてくれます。
また、食べ物を噛み砕いてのみこむという動作も身体の熱を生み出します。
ですので、コーヒーだけとか、スープだけというより、何かを食べるという行動をとったほうが身体が温まります。
効果的な朝食の摂り方
食べ過ぎも良くないと言われます。
朝食を摂る、摂らないで健康に関する意見が分かれています。
私は個人的にどちらも経験しましたが、朝食を抜いたり、果物や野菜のジュースのみで済ませた場合、デトックス効果なのか、肌の調子が良かった気がします。
また、何日か続けることで身体が軽くなった気がして動きやすかったです。
ただ、身体が冷えて、体温が低いんだろうな?と自覚があるくらいでした。
やはり、朝食抜きだと身体が熱を作らないのかな?
そう思いました。
自分が思ったよりも朝食をとるという行動は身体の熱を作り出してくれると実感しました。
次に、身体の冷えを解消する朝食のとりかたとしてのポイントは、たんぱく質を摂るという点です。
たんぱく質と言うとお肉?魚?と面倒に感じるかもしれませんが、納豆ご飯や卵かけご飯でも十分たんぱく質が含まれています。
お豆腐の味噌汁なんてのもいいですね。
パン食なら目玉焼きやウインナー、ヨーグルト、牛乳という組み合わせもいいですね。
タンパク質は糖質や脂質に比べて、身体に取り入れたときに体が熱を作り出す働きが大きくなります。
その熱を生み出す効果は糖質の約5倍、脂質の約7倍とも言われます。
せっかく朝食をとっても、おにぎりだけとか、パンだけとかよりも何か一つタンパク質をプラスした方が身体の冷えに関しては効果があるでしょう。
次に、たくさん加工されている食品はなるべく避けましょう。
白砂糖より黒砂糖、パンよりご飯、ご飯も白米より雑穀米や玄米という感じですね。
これだけでも身体の冷えを取り除けます。
軽く考えていた朝食ですが、身体の冷えが解消できるとなれば、明日からちょっと考えてみようかなという気になりますね。
まずは、卵かけご飯からでも取り入れてみませんか?
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