エルケアル 

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乳がんになってからの生活の変化と考え方の変化

      2016/09/05

 

白い雲

乳がんになってから生活や考え方で変化したことがいくつかあります。

健康なときには何とも思わなかった事が、病気になってみて考え方がかわったり、気づかされたことがありました。

私個人の感想ですが、お話ししたいと思います。

 

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■公共の乗り物の中で

公共の乗り物(バスや電車など)には専用シートと呼ばれるものがあります。

一番わかりやすいのはシルバーシートです。

これは高齢者やからだの不自由な人の使用を優先とした座席のことです。

飛行機など乗り物によっては妊婦さんや小さい子供さん連れの人のために考えられた席もあるかと思います。

高齢の方、からだの不自由な方、妊婦さんなどは見た目でわかります。

しかし、もしあなたが病気だったり体調が悪かったとしても見た目だけではわかりにくいです。

気づいてもらえないことが多いでしょう。

体調がすぐれなくても、やむを得ず公共機関の乗り物を利用しなくてはならない時、もしくはその乗り物の中で急に気分が悪くなった時は困ってしまいますよね。

あなたが体調を崩したときに周囲に気兼ねなく座れるにはどうしたらいいのでしょう。

病気を持っていたり、薬の副作用があって、通常の体調ではない時があるかもしれません。

かといって「私は病気です」なんてプラカードを下げて行動する訳にもいかないですよね。

私は抗がん剤の副作用で足のしびれや痛みがひどいときにやむを得ず公共機関を利用しなくてはならないことがありました。

席自体が空いてないのもつらいですが、高齢者の方が車内で立っていらっしゃるのに自分が真っ先に空いた席に座りに行くこともできずに、辛い思いをしました。

こういうときに、みんなが気持ちよく譲り合えるような環境ってやはり難しいのでしょうか?見た目では判断がつかないですものね。

乳がんになる前には気にならなかったことですし考えたこともなかったです。

病気をしてからの一つ目の変化です。

 

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■病院での診療費用

乳がんになって、病院に通院することが増えました。

入院や検査や抗がん剤、放射線治療などなど支払の額がびっくりするほど高いです。

乳がんになってから一年間は特に病院への通院が多く、検査も次から次へと受けました。

その結果私の病院での金銭感覚が麻痺してしまいました。

一回の受診で何万円もかかることなんて当たり前です。

たまに子供が風邪ひいたとか、足を捻挫したとかで病院に連れていったときに支払金額がひとケタ少なくて驚くなんてことも何回もありました。

慣れって怖いですね。

病院の会計で普通に一万円札を何枚も出そうとする自分に気づき笑ってしまいました。

抗がん剤治療のときなど、アブラキサンのお薬がとても高額でした。

受付の女性が会計のときに、名前だけ呼んでそっと明細を見せてくださっていました。

あれは、周囲の患者さんにわからないように気を配ってくださっていたのですね。

私は神経が図太いのか、そういう事はあまり気にならない方でしたが、中には金額の高さから特別な治療だと周囲に知られるのを嫌がる方もいます。

このような心づかいをしてくださる病院は有り難いですね。

病院の診療費用に対する感覚が麻痺したのも病気になってからの生活の変化の一つだと思います。

■薬を飲む生活

自分が乳がんになる以前は、
風邪をひいたら風邪薬、
お腹をこわしたら正露丸
指をけがしたら絆創膏

生活の中での薬とのおつきあいなんてこれくらいでした。

しかし乳がんになってからというもの、薬、薬、薬。

色々な種類の薬が増えました。

乳がんの手術の前には睡眠導入剤
手術の後には、痛み止め、抗生剤、など。
点滴あとや傷口に貼るテープにかぶれたら、痒み止めの軟膏
免疫が落ちたら口の中が荒れて口内炎のお薬
抗がん剤スタートすると、吐き気止めのお薬

夜の不眠のために睡眠導入剤
副作用の手足のしびれには漢方薬
ホルモン療法のお薬経口抗がん剤のお薬
更年期障害の副作用でホットフラッシュやイライラに対して漢方薬
あちこちの痛み止めに鎮痛剤

病院に通院する回数が格段に増えたのですから当たり前なのですが、何か症状があると次々と薬が処方されます。

今現在でもホルモン療法は続いていますので、毎日お薬を飲み続けているわけです。

たまに眠れないと睡眠導入剤を服用しますし、身体に痛みがあると鎮痛剤をのみます。

薬のある生活が当たり前になってしまったなあと痛感します。

何かあれば、病院へ行くという行動も生活習慣の変化です。

■身体の痛みや不調

考え方の中でこれが一番変化したことかもしれません。

どういうことかと言いますと、生活の中で痛みや体調不良などが出てきたときの考え方です。

乳がんになる前でしたら、あちこち痛いのは年のせいかなあと考えていたのに、乳がんになってからというもの全てをがん細胞の転移に結び付けてしまいます。

私の乳がんのタイプは進行性のトリプルネガティブタイプですのでそう考えるのも仕方ないのですが、必要以上に気になることと、不安や心配のし過ぎかなと感じることもあります。

健康な人に比べて、注意していかなければならない事柄ではありますが、過敏になり過ぎるのもよくないかもしれませんね。

「病は気から」とも言いますし。

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[記事公開日]2015/11/10
[最終更新日]2016/09/05

 - 乳がん