やじるし

乳がんの治療法はがんの進行期と性質によって変わってきます。

がんには、しこりの大きさや、がんの種類、リンパ節の転移の有無によって進行期(ステージ)が分かれます。

これが治療法を決定するすべてではありませんが、参考になることは間違いありません。

あなたも自分の進行期をご存じですか?

私はⅢcになります。

しかし、このステージの情報だけに踊らされることなく、しっかりと主治医から提案された治療を受けていくことも大切です。

乳がんの進行期による分類についてお話ししたいと思います。

 

 

 

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■乳がんの進行期による分類

ステージ がんの種類 しこりの大きさ リンパ節の転移
0期 非浸潤がん(早期がん) 乳がんが乳腺内にとどまっているもの(パジェット病を含む) ない
Ⅰ期 浸潤がん(早期がん) 2センチ以下 ない
Ⅱ期 A期 浸潤がん 2センチ以下 腋窩リンパ節に転移あり
2.1~5センチ ない
B期 浸潤がん 2.1~5センチ 腋窩リンパ節に転移あり
5.1センチ以上 ない
Ⅲ期 A期 浸潤がん(局所進行がん) 5.1センチ以上 腋窩リンパ節に転移あり
B期 浸潤がん(局所進行がん) 問わず 皮膚や胸壁に浸潤あり
C期 浸潤がん(局所進行がん) 問わず 鎖骨下リンパ節や鎖骨上リンパ節、胸骨傍リンパ節に転移あり
Ⅳ期 浸潤がん 進行がん しこりやリンパ節にかかわらず、遠隔転移がある

以前は進行期が治療法を決める要でしたが、現在は乳がんの個別化治療が進み、乳がんの性質が重要視されるようになっています。

上の表のように、乳がんはしこりの大きさとリンパ節転移の有無、遠隔臓器への転移があるかどうかで8つのステージに分けられます。

 

 

 

早期がんと進行がん

0期とⅠ期の乳がんを早期乳がんと呼びます。

0期は乳腺内にとどまっていて、非浸潤がんと言います。がんというよりも、前がん状態という感じです。Ⅱ期でも早期乳がんと呼ぶこともあります。

最初に受診したときは、早期乳がんですねと言われたのに、手術してしこりをとったら検査によっては進行乳がんでしたと違ったことを言われたりします。

私がそうでした。

最初のしこりは大きさも2センチないくらいで、リンパ節転移も脇の下だけだろうと思われていましたが、そのあとの詳しい検査によって、リンパ節の転移も腋窩だけでなく、胸骨傍にも転移があり、おまけにしこりも取ってみると2.3センチありました。

最初1.3センチと言われていたにもかかわらずわずか3か月程度で、2.3センチという大きさの変化があったこと。

毎年受けていたマンモグラフィでも引っかからなかったこと。

推測ですが、乳がんの中でも私のがんは少し進行が速いタイプだったのではないかと思います。

病期はあくまでも術前診断

病期と呼ばれる乳がんの進行期はあくまでも目安であり、手術によってとられたがん細胞の病理検査が本当の確定診断となります。

実際に私も最初は早期乳がんだと言われていましたが、後から進行乳がんだと訂正されてしましました。

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乳がんの大きさ

測る人によって誤差が生じます。

2センチだと思われたものが2.1センチですと、病期がかわってきますよね。

ですので、参考程度で考えたほうがいいかと思います。

腋窩リンパ節転移の有無

術前には手で触れての診断となるため、実際には取ってみないと転移の有無はわかりません。

ほとんどの人が、手術後にリンパ節の転移の状況がはっきりすると思います。

それによって、はっきりと病期による診断がつくということですね。

進行乳がんと言われると

ドクターから「あなたは、進行乳がんです」なんて言われると、(ああ、もう初期段階ではないから手遅れなんじゃないか)と不安になりますよね。

しかし、現在は早期乳がんと言われるもの以外はすべて進行乳がんと言われます。ですので、必要以上に落ち込んだりショックを受けて不安に陥ることは精神的にもよくないと思います。

自分で判断の仕様がなく、それでもなんとか自分のがん細胞に対する情報がほしいときは、私もずいぶんステージというものを気にしていました。

しかし、ステージですべてが決まるわけでもなく、同じステージでも患者さんそれぞれに治療法も違ったりしてきますので、ドクターに詳しく説明を受けて納得のいく治療法を選択していくことが大切ではないでしょうか?

そのためにもがんにはサブタイプというがんの性質による分け方もあります。

それによっても、治療は変わってきます。自分のタイプを知り、ドクターから提案された治療法を納得したうえで、患者さん側から積極的に治療に取り組んでいける環境があるといいですね。

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