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頭痛と一緒に起こる「耳鳴り」どんな病気が考えられる?気をつけることは?対処法は?

   

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耳鳴りってどんな時に起こりますか?

エレベーターで高層階に移動する途中だとか、飛行機で離陸時に起こることがあります。

耳がわ~んとなって、他の音が聞こえなくなったり、機械的にキーンという音が耳の中に響いたりという感覚を経験したことがあります。

はっきり言って、不快です。

ひどい時は頭が割れるように痛くなった気がして、このままで大丈夫なのかな?

と不安さえ覚えてしまいます。この耳鳴りが独特の環境下だけでなく、日常に頭痛と一緒に起こったらものすごく不安になるに違いありません。

今回は頭痛と同時に起こる「耳鳴り」の症状が考えられる病気についてお話しします。

 

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耳鳴りについて

耳鳴りとは、他の人に聞こえないのに自分にだけ音が聞こえる状態です。

病気や耳の周辺の神経が関係していることもあれば、生理的現象の一つのこともあります。

また、自分の心臓の拍動や、呼吸の音が聞こえてくる、他の人にも聴こうと思えば聴こえるタイプの耳鳴りもあります。

耳鳴りが起こる原因

耳鳴りが起こる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

  • 耳の病気
  • ストレス
  • 年をとることによるもの
  • 自律神経失調症
  • 脳の病気

などです。

 

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頭痛と耳鳴りが起こる病気とは?

頭痛だけでなく、耳鳴りも同時に起こる病気ってどういうものがあるのでしょうか?

高血圧

高血圧の場合、血圧が上がると、脳の血管が急激に広がって神経が刺激されます。神経が刺激されることによって頭痛が起こります。

また、長い間高血圧の状態を放置していると、耳の周りの血管が固くなって、血液の流れが悪くなるので、その音が耳鳴りとして聞こえると言われています。

血圧を下げるためのお薬(降圧剤)を服用しても、血管が元に戻るわけではないですので、耳鳴りが必ず治るとは限らないです。

対策として

高血圧による頭痛や耳鳴りは、薬を飲んでも改善されるわけではありません。

高血圧そのものをしっかり治さなくてはなりません。

カリウムを多く含む食べ物を摂る事によって、塩分を身体の外に出したり、もともと塩分を多く含むような食事は控えることが大切です。

ストレスを溜めないで適度な運動をすることも心がけてほしいです。

耳性帯状疱疹

この病気では、頭痛、耳鳴りの他に顔面にマヒがあって、耳に水泡ができます。

帯状疱疹は、子供の頃にかかった水ぼうそうのウィルスが身体の中の神経系に潜んでいて、体調が弱ったときや抵抗力が落ちた時、免疫力が低下したときなどに改めて出てきます。

対策として

顔面マヒは後遺症が残ってしまうことがあるので、早めに耳鼻科を受診することをおすすめします。

硬膜動静脈瘻

脳を覆っている硬膜と呼ばれる膜の中にも動脈と静脈が流れています。

この動脈と静脈は、普通であれば毛細血管という小さく細い血管でつながっているのですが、毛細血管を介さずに直接つながってしまった状態のことを言います。

とても珍しい病気です。

珍しい中でも、60代~70代の女性の割合が多くを占めています。

症状としては、眼の充血や眼球が飛び出るなどがあります。

この病気では、動脈と静脈がつながっている場所が後頭部の場合は、頭痛の他に耳鳴りも起こるのですが、普通の耳鳴りがキーンという音なのに対して、血液の流れるような音が脈拍に合わせて音が聞こえるという特徴があります。

対策として

眼に特徴的な症状が出るため、眼科を受診することが多いでしょう。しかし、この病気に関する症状は、脳神経外科を受診するのが正しい方法です。

治療については、カテーテル治療というものがあり、ほとんど完治しますので、心配はないものです。

しかし脳に関わる病気ですので、絶対に後遺症がないという保障はありませんので、気になる症状があれば早めに医療機関を受診してくださいね。

三叉神経痛

顔のこめかみから目や顎、頬と枝分かれした三叉神経が通っている部分に起こる痛みのことを言います。

顔の温度感覚、痛み、触感などを伝える三叉神経に痛みが起こるものです。

顔の片側に発作性の激しい痛みが突然起こります。耳の奥の痛みや耳鳴りのような違和感と頭痛も症状の一つです。

痛みそのものは数秒から数分の短い時間で治まります。

額や頬、顎、歯茎が痛み歯磨きや会話ができなくなることだってあります。

ストレスが原因になることもあります。

対策として

医療機関を受診しましょう。

薬や注射、手術などで治療を行います。

顎関節症

頭痛、耳鳴り、顎の痛み、口が開かない、顎を動かすと音がするなどの症状があります。

原因としては、噛み合わせの悪さや顎の関節の歪みなどがあります。

このときに起こる耳鳴りは自分にしか聞こえない耳鳴りが多いです。

対策として

一般的な治療法はマウスピースを使ったものが多いです。

顎の痛みがあまりひどくない場合は、顎関節の痛む場所を冷やすことが対処法ですが、この顎関節症が慢性的になっている場合は、血行をよくするために温める方法がおすすめです。

根本的には片方で噛む癖を止める、うつぶせ寝をやめるということに注意が必要です。

顎に痛みがある間は、硬いものや、何回もかみ砕かなければならない食べ物は控えましょう。

脳過敏性症候群

脳が興奮状態になって過敏になり、色々な辛い症状を引き起こす病気のことです。

頭痛、頭の中で雑音が鳴り響くような耳鳴り、めまい、不眠などの症状があります。

命に危険があるというような症状ではないにしても、いつも辛い症状に悩まされるのは困りますよね。

このような病気になる原因としては、慢性の頭痛や偏頭痛の治療がきちんと行われていないと、この病気になってしまうようです。

対策として

まずは、脳神経外科を受診してください。

色々な脳の病気の可能性がなくなってから、脳波検査を行います。そして、診断が確定すると脳の興奮を抑える薬が使われます。代表的な薬に「トリプタン」がありますが、誰でも使える訳ではありません。

脳梗塞や狭心症、高血圧、肝機能が悪い人には使えないため、非ステロイド系の薬で痛みを抑えます。

生活習慣としては、過度の飲酒や喫煙を控え、規則正しい生活を送るように心がけましょう。

首こり、肩こり

首こりや肩こりでも頭痛や耳鳴りなどの症状が出ます。

首のこりにしろ、肩のこりにしろ、上半身の筋肉の緊張や血行不良が原因で起こりますので、頭痛や耳鳴りなどの首と肩より上の部分の不調が出てくることになるのです。

対策として

日頃から姿勢を正す、適度なストレッチなどを行いましょう。

肩こりや首こりに関する記事も参考にしてくださいね。

誰もが悩む肩こり。原因は血行不良?筋肉疲労?それに伴った解消法について

 

頭痛は頭の痛みなので、頭の病気かと不安になります。

その頭痛と一緒に出る症状によってますます不安になる状況も出てきます。どんな場合でも、不安になったら専門機関を受診するなどして、早めの対処を心がけることが大切です。

その方が、自分も安心して生活できますよね。

不安や聞きたい事など何でもかまいません。コメント・メッセージください。 

[記事公開日]2016/09/12

 - 頭痛