今日も一日よく頑張った。
仕事忙しかった。
子供の世話と家事でくたくた。
一日も無事に終わったので、お風呂に入ってぐっすり寝よう。
そんな気持ちで就寝を迎えてはいませんか?
睡眠をとるのは、一日のゴール(締めくくり)の時間帯、次の日のスタートは朝の目覚めから、そんな感覚がありますよね。
しかし、睡眠をとる内容や時間帯は次の日の一日を左右してしまうほどの大きな習慣になります。
睡眠が翌日のスタートだとしたら、どんな睡眠をとりたいと思いますか?
今回は睡眠に関する意識を変えていったほうが生活の質がぐんと上がるというお話しです。
目次
睡眠の役割
睡眠にはたくさんの役割があります。
一日の疲労回復
一日生活して、疲れた身体を休めることも大きな役割の一つです。
朝から夜まで、家事に、子育てに、仕事に取り組んできた心や体を緊張やストレス、肉体的な労働から解放してあげられる場でもあり、時間帯でもあります。
夜はゆっくり眠れると思うことで日中に頑張れることもあるのではないでしょうか?
過酷な労働に追われていて、
「2~3日は眠る暇もない、徹夜が続く」
なんて状況の中では、ため息も出てきます。
毎日、一度はまとまった時間で睡眠をとれるからこそ、翌日も頑張れるということも多いのでは?
記憶や精神状態のリセット
一日生活していると、身体はもちろんのこと頭もたくさん使います。
脳というのは、朝起きたときから、夜眠るまで、いえ寝ている間ですら働いているのです。その一日で入って来た情報量は膨大です。
その情報量に適応していくには、どうでもいいことは忘れ、しっかり記憶したいことは脳に焼き付けるなどの作業を行わなければなりません。
それを行うのが睡眠中なのです。
翌日のコンディションを作るための準備期間
どんなに、今日が過酷でも、どんなに今日の気分が最悪でも、睡眠をとることによって、翌日には回復してくれることが多いです。
体力的にしんどいと思える仕事も、また次の日には頑張れるのは、一日一日睡眠によって、回復する機能と、次の日に気分爽快で行動できる身体と心のコンディションを作ってくれているからなのです。
睡眠不足がもたらすもの
では、逆に睡眠が十分にとれていないと、どういうことが起こるのでしょうか?
これは、単に睡眠時間が短いということだけでなく、睡眠の質が低下した場合にも起こる不調のことです。
身体の不調
- 免疫機能が低下する
- 頭痛、腰痛、肩こり、歯痛など日頃から悩まされている症状が強く出てくる
- 目まい、吐き気
- 胃腸の調子の低下による食欲不振、食欲増加、便秘など
- アレルギー症状を引き起こす
- 肌荒れ、肌トラブル、にきび、シミ、しわなどの美容面へのトラブル
- 身体の疲労感
などです。
心の不調
集中力が落ちたり、イライラしたり、やる気が起こらなくなったりします。
自信をなくし、落ち込みやすくなることもあります。
普段は気にならないことにも敏感に反応してしまい、ストレスを感じやすくなるなど、身体の不調よりも深刻な問題かもしれませんね。
生活の質の低下を繰り返す
身体の不調やストレスを感じることが多くなると、睡眠の質も低下します。
そうすると、また翌日に不調な一日を迎えることになってしまいます。
その悪循環が断ち切れないと生活の質すら低下してしまうことになります。
睡眠に対する考え方を変える
睡眠は「一日のゴール」「一日の締めくくり」という考え方を変えてみませんか?
睡眠はゴールではなくて、スタートだと思って生活してみましょう。
睡眠は明日のための大切な準備期間
睡眠は身体の不調も心の不調も回復してくれる、特効薬です。
その睡眠という時間帯を生活に活用しない手はありません。
翌朝の目覚めを絶好調にするために、質のいい睡眠をとる方法を一つずつでも実行していきましょう。
睡眠の悩み解決には次の記事を参考にしてくださいね。
毎日の睡眠でもう悩まない。ぐっすり眠り、すっきり起きる生活を手に入れよう
絶好調の一日なら、何もせずともぐっすり眠れる
身体の調子もよく、心も気持ちよく一日を過ごせたら、夜の睡眠もぐっすり眠れる可能性大ですね。
心に悩みや不調がなくて、程よい疲労感だけあれば深い睡眠がとれるようになります。
その睡眠が朝の目覚めを快適なものへと変えてくれるはずです。
心や身体の悪循環が好循環へ変化する
結果的には、一度快調なリズムのサイクルに入れば、好循環が繰り返され、日々の生活も快適に送れるようになるでしょう。
そして、たまには、自分の力以上の肉体労働や、ストレスが起こっても、早めに軌道修正ができます。
日頃からの睡眠は大切です。
今回は、その意識を
睡眠=「一日のゴール」
から
睡眠=「翌日のスタート準備」
と変えることで、より一層「明るく楽しく健康的な生活が送れますよ」というお話しでした。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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