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乳がんの気になる症状はしこりだけではなかった?痛みや痒みもあるの?

      2016/09/05

海辺のテラス

乳がんってそもそもどんながんなの?
症状は?
しこりがあれば乳がんなの?

最近は有名人の乳がんが話題になり、「乳がん」という病名も社会的に知られるようになってきました。

でも普段から意識していないと胸の違和感なんてわからないですよね。

しこりがあれば全て乳がんなのかというとそうでもありません。

乳がんという言葉だけに踊らされて不安におちいるのではなく、正しい知識を持った上で検診を受けたり、自分でのチェックをしたり、気になる症状があったら早めに専門の病院を受診することをおすすめします。

 

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■乳がんとは?

乳がんとは乳腺から発生するがんです。

乳頭を中心として乳腺が放射上に伸びていてその先が小葉に分かれています。小葉は乳管という管でつながっています。

乳がんの約90%が乳管から発生し、5~10%が小葉から発生します。

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■乳がんの症状

乳がんの症状として代表的なものをあげました。

①乳房のしこり

乳がんは5ミリ~10ミリくらいの大きさになると自分で触ってみてしこりと感じることができるようになります。

私もお風呂上りに身体を拭いている最中にしこりを発見しました。

はっきりした固まりというよりはボコボコとしたかすかな違和感が気になりましたので、逆にはっきりと固まりを感じる場合は乳がんではないかもしれませんね。

しこりには痛みのあるものと痛みのないものがあります。

痛みのあるしこりのほとんどは「乳腺症」です。

では、痛みがあれば「乳がん」ではないのか?と言いますと、そうも言えないようです。

乳がんの中にも痛みや痒みを感じるものもあるので、気になれば受診したほうがいいですね。

わきの下にしこりを感じるものはほとんどが「良性」です。

しかし乳房に目立った症状がないのにわきのリンパに転移してしこりや腫れとなっているものもあります。

 

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②乳頭のえくぼなど皮膚のへこみやひきつれ

乳がんが乳房の皮膚の近くに達するとえくぼのようなくぼみができます。

へこんでいる部分を触るとしこりを感じます。

すじ状のひきつれが生じることもあります。乳頭が陥没することもあります。

③皮膚の色の変化

皮膚が赤く腫れたりすることもあります。

しこりがはっきりしないで、乳房表面の皮膚がオレンジの皮のように赤くなり、痛みや熱っぽい場合「炎症性乳がん」を疑います。

発疹や皮膚のザラザラ感、毛穴が目立つなどの症状が現れたら早めの受診をおすすめします。

皮膚炎や急性乳腺症と間違われることもありますので、乳房の皮膚の変化が気になったら皮膚科だけでなく乳腺外科の受診も一緒に行う方がいいかもしれませんね。

④乳頭からの分泌物

乳がんがあると乳頭(乳首)から血の混じったような茶褐色の分泌液が出ることがあります。

⑤乳頭部分の湿疹、びらん、かさぶた

「パジェット病」という特殊なタイプの乳がんは乳頭や乳輪部の湿疹やびらんを特徴としています。

皮膚科で湿疹の治療を続けてもなかなか治らない場合はこの病気のことも念頭においておいたほうがいいかもしれません。

⑥乳房の近くにあるリンパ節の腫れ

乳房の近くにはたくさんのリンパ節があります。

例えば、脇のリンパ節や胸骨の近くのリンパ節、鎖骨付近のリンパ節などがそうです。

乳がんが進行するとこれらのリンパ節に転移しやすいため、リンパ節が腫れることによって、むくみやしびれを感じることがあります。

私も脇のリンパ節と胸骨の近くのリンパ節に転移していました。

実は、しこりを発見した何日か前から脇がしびれたような症状があり、腫れぼったく感じ皮膚の感覚も二重になっているような感覚があったので、このときすでにリンパ節転移の症状が現れていたのだなと思います。

⑦他の症状

乳房に症状がなく、乳房の近くのリンパ節でない場所のリンパ節が腫れていたり、遠隔転移による各部位の転移に伴う症状が先に出ることもあります。

しかし、例えば先に出た症状が肺であったり、肝臓であったりしても、元のがん(原発巣)が乳がんであればそれは肺がんでも、肝臓がんでもなく乳がんの転移として扱われ、乳がんの治療をほどこされます。

いくつかの症状をあげましたが、女性は生理がありますので、生理前や生理後で乳房が腫れぼったかったり、張った感じがしたりといったことがあります。

ホルモンの働きによって心配になる症状が出るかもしれません。

乳がんと区別するには生理に関係なく症状が続くというのも一つの目安になると思います。

■自己検診の仕方

乳がんの70%は自己検診で発見されるといいます。

自分でも日頃からチェックしておくことは大切ですね。

閉経後の人なら月に一度決まった日に、生理のある人なら生理の終わった数日後の胸のはりがない日に自己検診を行うといいと思います。

入浴したときがチェックしやすいですので、鏡の前でいくつかのチェックを行います。

  • 普通に立って腕はおろし左右の乳房の大きさや形に違いがないか
  • 手をばんざいする形に上げて、乳房の皮膚に不自然なへこみやひきつれがないか
  • 乳頭をつまんでみて異状な分泌液が出ないかどうか
  • 手に石鹸をつけ、指をそろえて乳房の触診を行う。まんべんなく触っていきしこりや固い部分がないか(乳がんの半分近くが乳首より上の外側にできるので特に念入りに)

■乳がんを疑ったら何科を受診すればいい?

(もしかしたら乳がんかも)

と気になったときには何科を受診すればいいのでしょうか?

婦人科を思い浮かべる人も多いと思いますが、婦人科は子宮系の病気を扱っています。

答えは外科、もしくは乳腺外科です。

わからない場合は総合病院などで尋ねて確認してから受診するのがいいと思います。

乳がんは他の臓器のがんに比べて進行がゆっくりだと言われています。

そうは言っても早めに受診するに越したことはありません。

気になる症状があれば早めに受診して不安を取り除いたほうが精神的にもいいからです。

また、自己診断で乳がんかそうでないか確実にわかるとは限りません。

定期的な乳がん検診と気になる症状があったら早めの受診をおすすめします。

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[記事公開日]2015/11/29
[最終更新日]2016/09/05

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