ガーリーフレーム55

前回の続きです。乳がんで受けた検査について書きます。

治療中には気持ちにも余裕がなく、いっぱいいっぱいなので、検査を受けることにもそれほど抵抗がないです。

しかし、少し時間が経ってからこうやって振り返ると、自分でも驚くほどの検査の数をこなしていることに気付きます。

 

 

 

スポンサーリンク

■MRI検査(乳房MRI)

乳がん診療においては、マンモグラフィーやエコーよりも精度が高いといわれています。

2007年の論文で、早期の乳がんを見つける割合は、マンモグラフィーで56%、MRIで92%との報告があったそうです。ただし、乳房MRIは造影剤を必要とするため、一般の方の「乳がん検診」には推奨されていないのです。

私の場合も、乳がんだろうとわかってから確定診断をつけるために受けた検査です。

最初にかかった病院ではなくて、少し離れた大きな病院で検査してもらいました。

強い磁力を発生するMRI装置を用いて、乳房の病巣を画像化して診断します。

腕から造影剤を注入して台の上にうつぶせ状態で寝ます。

胸の部分は穴が開いていて、その部分に胸の位置を合わせます。

時間は20~30分以内で終わります。

もの凄く騒がしい音がしているのだろうと思いますが、ヘッドホンを当ててくださり、普通に音楽が流れていたので耐えられます。

うつぶせに乗った台が動きながら撮影されているのがわかります。私は途中で眠りそうになりました。

金属をはずす、カラーコンタクトレンズをはずすなどの注意もあります。

受けていけない人や、閉所恐怖症の人など、検査の前にはきちんと聞いてくれます。

どの検査もそうですが、不安なことや細かいことでも遠慮せずに聞くことが大切だと思います。

放射線治療のときのことです。

照射中に、

「動かないでください」

と言われていました。

動かないように緊張しながら受けましたが、くしゃみや咳が出そうなときはどうしたらよかったのかなと今でも疑問が残っています。

気になったことはきちんと聞くべきですよね。

スポンサーリンク

■PET-CT

乳がんが確定したあと、そのがんの広がりと、他の臓器への転移などがないかを調べるための検査です。

この検査は、乳がんの治療が一通り済んだ後も、定期的に遠隔転移がないかを確かめるために今も受けています。

普通のCT検査では、頭だけとか、胸だけとかの一部分の診断しかません。

しかしこの検査なら、一度に全身の状態を調べられるのと、まだがん細胞が小さいうちに発見できるという利点があります。

この検査は、がん細胞がブドウ糖を好む性質を利用して、身体の中にブドウ糖に似た液体を入れ、その広がりを画像として映し、がん細胞が他の臓器や骨に転移していないかを調べる検査です。

ただ、ブドウ糖を大量に消費する、脳、胃、腎臓、膀胱、心臓の診断には向きません。

ですが、乳がんが転移しやすいと言われる肺や肝臓、骨の様子はよくわかると思います。

この検査も乳がんでかかっている病院ではなく、乳房のMRIを受けた大きな病院で、一緒に受けました。

前日からの絶飲食で受診し半日ほどかかります。

検査の流れです。

  • 検査着に着替えて問診と検査の説明を受けます。
  • 血圧と血糖値を調べます。(血糖値測定で指に針を刺すのが嫌です。
  • 検査薬を静脈注射します。
  • 個室で1時間ほど安静にして、薬が行き渡るのを待ちます。(この時ペットボトルの水を渡され、飲むようにとの指示あり)
  • 検査室へ移動し、20~30分ほどで検査は終了します。
  • 回復室という個室で30分ほど過ごし、帰宅終了です。

この検査は何度も受けていますので、検査の流れも覚えてしまいました。

そこで疑問に思ったことを尋ねてみました。

検査の前と後とどちらも個室で待機します。

検査の前に入る個室は照明を薄暗くして、テレビがないのに対して、検査後のお部屋は明るくしてあるのと、テレビが付いていて自由に見ていいようになっているのは何故ですか?

答えはこうでした。

検査を受ける前にはリラックスして欲しいこと。

テレビを見たり、本を読むとか頭を使うことでも薬の行き渡り方に影響がでるかもしれないとのこと。ですので検査後はあまり制限がないとのことです。

この検査のつらいところは、高額だというところです。

私のように乳がんであったりして保険が効く場合でも3万くらいですが、検診などで受ける方は10万ほどかかるかと思います。

ドクターによっては、この検査をあまり入れないこともあるそうですが、私はこの検査を受けることによって、しっかり現実を見て再スタートの節目にすることが習慣となりました。

主人も、この検査は必ず受けて欲しいと言います。

そして、検査の度に仕事の休みをとって私を病院に送ってくれます。

今の私にとっては、この検査はがんの遠隔転移の有無を調べることが目的です。

結果を聞くときはいつでも「死刑宣告」を待つ気分です。

逆に「異常なし」と言われる度にほっとして、寿命が延びた気がしてきます。

このまま、年老いて普通に寿命を全うできるといいなと思います。

補足ですが、4年目の検査からこの検査は受けていません。

余程のことがない限り、保険適用が難しくなったみたいです。

他の色々な検査を受けて、それでも確定できずどうしても診断のために必要になった場合は受けていいと言われました。

これは私の場合なので、あなたはきちんと主治医に確認してくださいね。

 

 

 

■レントゲン

乳がんの治療が一通り終わったのが2012年の11月です。

それから半年くらい経ってから、背中や腰の痛みに悩まされることがあり、2か月ほど痛みが治まりませんでした。

あまりに続くので主治医に相談するために診察を受けました。

骨への転移を疑われて、念のためにレントゲンを撮りましょうとの流れになりました。

がんの転移がすすむと、レントゲンの画像にも特徴が現れるようです。

その所見は骨が潰れている、骨が溶けている、骨が白く映る、などだそうです。

この時点では骨への転移は認められなくて安心しました。

乳がんの他の記事についてはこちらをどうぞ

👇

あなたにも知ってほしい!乳がん「トリプルネガティブ」の私が体験した治療や検査

不安や聞きたい事など何でもかまいません。コメント・メッセージください。

スポンサーリンク