朝一度でパッと起きられなくて、またウトウト。
(あー、もう少し寝かせてよ)
(後ちょっと、後5分・・・)
辛い眠気と戦いながらも、ついつい二度寝をしてしまった。
そんな経験はありませんか?
一度でスッキリ起きられることが一番ステキな事ではありますが、二度寝がすべて悪いという訳ではありません。
二度寝っていいこともたくさんあるんです。
今回は二度寝の効果とおすすめの理由についてお話しします。
■朝の二度寝は悪くないよ
朝の二度寝って悪いことだと思っていませんか?
二度寝にはメリットもあるのです。
目覚まし時計を使った二度寝のすすめ
二度寝と聞くと、スッキリ起きれてなくてあまり良いイメージを持たれていません。
一度でスッキリ起きられないために、
(後、もうちょっと、もうちょっと、)
と思っているうちにまた眠りの中に入ってしまうことがありますね。
しかし、その二度寝を「目覚まし時計」を二つ使って、計画的にしてみる方法をおすすめします。
どういう事かと言いますと、
一つの目覚まし時計を起きたい時間にセットして、もう一つを起きたい時間の30分前などにセットしてみます。
一つ目のアラームが鳴ったときにスッキリ起きられるようなら、その時に起きればいいです。
もしぼーっとしていてスッキリしないような感覚であったり、目が覚めなければそのまま眠っても差し支えないのです。
そして、もともと起きる予定だった二つ目のアラームで起きればいいのです。
目覚まし時計は、起きたい時間に起きるためにセットするものです。
しかし、毎回その時間にアラームが鳴っても、気持ちよくパッと目覚める日もあれば、頭がぼーっとしていて、まだ半分夢の中状態のことだってあります。
そんな時に無理やり起こされるのは身体も心も悲鳴をあげているに違いありません。
そのための「二度寝」です。
一つ目の目覚ましで起きられなくても、予定の時間はもう少し先です。
二度寝した後には少しスッキリ起きられるかもしれません。
「二度寝」というのは身体の調子を整えるためにも必要なことだったのです。
二度寝に対するイメージ
二度寝って、良くないなあ。
また二度寝しちゃったよ。
など、ネガティブな気持ちになりやすい二度寝ですが、
本当は、二度寝は悪いどころか、良いことばかりなんです。
二度寝に対するイメージが悪いと、朝がよけいに辛くなりますし、起きられない自分のことも嫌になってしまいかねません。
朝の二度寝のイメージを変えて、堂々と二度寝をためしてみましょう。
二度寝がいい理由
人は朝起きる1~2時間前から「コルチゾール」というホルモンが大量に出始めます。
このホルモンは別名「幸せホルモン」と呼ばれることもあり、ストレスに強くなる効果があります。
この幸せホルモンの影響で、朝起きる時に
「もう少しまどろんでいたくなるような」
気持のいい眠気を体験するのです。
そんな時に無理やり起きようとしても、身体も心も準備が出来ていないため、辛いだけになってしまうこともあります。
そこで、鍵となるのが、「二度寝」という訳です。
「二度寝」をすることで、ウトウトしながらも、少しずつ身体や頭が働き始め起きる準備が整っていくのです。
二度寝の間は浅い眠り「レム睡眠」状態です。
このわずかなまどろみの間に夢を見たりすることもあります。
起きた時に幸せな気分になる時があったりすると、
(さっきの夢の続きが見たいなあ)
ともう一度まどろむと、続きがみられることがありますよね。
これも二度寝ならではですね。
二度寝のいいところは他にもあります。
一度目が覚めたときに「スッキリ」していなかった時には、もう一度軽く寝ることで、二度目の目覚めが「スッキリ」していることがあります。
これは、たとえ少しでも眠りの時間を足してあげることで、睡眠不足解消につながっているからなのです。
二度寝をするときの注意
二度寝をすることが良いことばかりと申し上げました。
しかし、正しい二度寝の仕方でないと困ることもあります。
例えば二度寝の時間ですが、5分から10分ぐらいで起きてほしいです。
あまり長く二度寝をすると、身体が却って疲れたような感じになってしまいますし、時間的にも遅刻をしたりすることにもなってしまいます。
朝はいつまでもまどろんでいたいところですが、少しでも朝の時間はほしいところです。
その後の生活における行動に響かない程度で潔く起きてくださいね。
そのためには、目覚まし時計を活用することもおすすめです。
便利な機能に「スヌーズ機能」というものがあります。
目覚まし時計のアラームを止めても、また再度同じ感覚でアラームを鳴らしてくれるというものです。
朝起きるのが苦手な人はすでに使っているのではないですか?
しかし、この「スヌーズ機能」にも慣れてしまうと、
「一度止めてもまたアラームが鳴るから大丈夫」
と安心して甘えが出てしまい、良し悪しです。
私はこれで失敗しました。
目覚まし時計のスヌーズ設定をして毎日眠っていたのですが、最初こそ1~2回で起きていたのに、だんだん慣れてきて、3回目や4回目が鳴っても聞こえていないのか、無視していたのか放置して、遅刻しそうになりました。
また、家族と同じ部屋で使っていたときには、私の目覚まし時計のスヌーズのせいで目が覚めてしまうから、何とかしてほしいと注意されてしまったこともあります。
家族がいると、目覚まし時計の使い方もなかなか難しいですね。
もし、目覚まし時計を枕もとに置くのなら、自分の手の届かない範囲に置くことをおすすめします。
すぐに止めてしまえる場所はやはり、起きられない原因になってしまいます。
今回の記事で、「二度寝」に対するイメージが少しでも変わって頂けたなら幸いです。
(あ~あ、また二度寝しちゃった)
と嘆くよりも、
(二度寝でスッキリした!)
と明るくとらえてみた方が精神的にも絶対にいいです。
二度寝は1度だけ、5~10分くらいで短めに!
この方法で朝をスッキリと迎えてやる気と元気をもらいましょう。
あなたも是非おためしくださいね。
この他の「睡眠」に関する記事もありますので、よかったら参考にしてくださいね。
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