エルケアル 

*

乳がんと抗がん剤治療。タキサン系のお薬を使ったら

      2017/09/06

部屋
抗がん剤には色々な種類があります。

 

「乳がん」に使われるお薬は組み合わせにも

よりますが、数もたくさんあるんですよ。

 

一つ目の抗がん剤治療がすんでほっと一息

つく間もなく、次の治療が始まりました。

 

この抗がん剤もまた色々な副作用があって

私の生活は心も体も闘いの体制になって

いきました。

 

私が抗がん剤治療で、2番目に受けた

 

「アブラキサン」

 

というお薬の体験についてお話しします。

 

スポンサーリンク

 

 

■お薬の名前は「アブラキサン」

私の抗がん剤治療で2つ目に使われたのが

「アブラキサン」というお薬でした。

2つ目の抗がん剤はタキサン系

乳がん治療で、抗がん剤を2つ続けて

受けました。

 

一番最初の抗がん剤が「AC療法」と

呼ばれるもので、2つ目は

「アブラキサン」というお薬です。

 

これは「タキサン系」という種類の抗がん剤

で、最初のAC療法「アンスラサイクリン系」

とセットで、乳がんの治療に使われることが

多いと聞きます。

 

私が受けたアブラキサンは3年半前の時点では

まだ新しいお薬だったみたいです。

アブラキサンになった理由

「タキサン系」のお薬は他にもあるのに、

 

なぜアブラキサンなのですか?

 

と聞いたことがあります。

 

主治医がアブラキサンを私の治療に選んだ理由

は、私の乳がんの性質に関係していました。

 

私の乳がんは早期のものではなく、進行性の

ものです。

 

タイプは「トリプルネガティブ」という種類で

総合的に考えて将来的に臓器への遠隔転移を

考えない訳にはいかないと言われました。

 

これだけ聞くと酷い主治医だと思われるかも

しれません。

 

主治医は、私が看護師であったことを前提に、

医療従事者としての立場からも包み隠さず

何でも話してくださる方でした。

 

私も主治医のありのままのお考えを聞きた

かったので抵抗なく治療を受け入れることが

できました。

 

主治医の考えはこうです。

 

この新しいお薬で効果が出ることを期待して

います。

 

しかし万が一遠隔転移した場合のためにも

使えるお薬を残しておきたい。

 

転移はしないに越したことはありませんが

転移してしまうと、抗がん剤もエンドレス

になる可能性が高くなります。

 

経済的にも負担にならないように、先に

高いお薬を使いましょうということ

だったのです。

 

転移すると決めてしまうのはよいことでは

ありませんが先々の生活のことまで見据えて

治療計画をたててくださる主治医に感謝です。

 

私が治療に使ったアブラキサンの副作用と

他の「タキサン系」のお薬との違いを

書いてみたいと思います。

■アブラキサンの副作用

「アブラキサン」のお薬の副作用について

お話しします。

手足のしびれ(末梢神経障害)

手は指先の感覚がにぶく感じました。

 

ピリピリ、チクチクする感じもありました。

 

足先は痺れるというより力が入らない感じが

あり、歩く時の違和感がありました。

筋肉痛・関節痛

アブラキサンの点滴治療中に一番悩まされた

症状です。

 

階段を上がるときの膝の痛みが一番

ひどかったです。

 

背中や腰が筋肉痛になったかのように痛くて

寝返りをうちにくかったです。

 

このお薬もAC療法の時と同じように3週間を

1クールとして4クール行いました。

 

投与が進むにつれて、足の痛みがひどくなり

だるさと痛さで歩くこともままならなく

なっていきました。

 

必死に歩くのですが、足をひきずるように

しか進めなくて、家族と出かけてもついて

行くのがやっとで、何度も待ってもらい

ながら歩くという状態でした。

 

ひどい時は壁や手すりにつかまって歩きました。

 

スポンサーリンク

 

 

骨髄抑制

血液に関する副作用になります。

 

AC療法に続きしっかり出ました。

脱毛

AC療法の時と同じで、しっかり副作用が

出ました。

吐き気・嘔吐

お薬AC療法でも現れました。

 

しかし、「アブラキサン」のときは、

私にはでませんでした。

発熱

この副作用は全く出ませんでした。

便秘

便秘については、お薬をもらったり食事で

繊維質をとるとか、水分を多めにとるなど

してしのぎました。

味覚障害

味覚障害については、甘さやしょっぱさが

よくわからず、食事がおいしく感じられ

ませんでした。

 

料理を作っても味覚がおかしい為いつもより

濃い目の味付けになったり、しょっぱい

料理になったりして、家族も大変だったと

思います。

 

これがなかなかよくならず、いつまでも

食事がまずく感じられました。

 

こんなんじゃ、元気になりたくても

なれませんよね。

■タキサン系お薬の比較

「アブラキサン」の他にもタキサン系の

お薬があります。

 

その違いについてお話しします。

薬の成分にアルコールが使われているか否か

私が聞いたタキサン系の抗がん剤は

 

●パクリタキセル
●ドセタキセル
アブラキサン

 

の3つですが、私が受けたアブラキサンは

他の2つのお薬と大きく違う点があります。

 

それは、お薬の中にアルコールが使われて

いるか否かという点です。

 

私は、アルコールに弱い体質でしたので

アブラキサンの投与でよかったです。

 

他の2つのお薬はアルコールが使われて

います。

(正確には、このお薬を溶かすものに、

エタノールが添加されています。)

 

アブラキサンではないタキサン系のお薬を

使うと、お酒に酔ったような症状が出るので

治療後の車両の運転をやめるように言われ

ます。

高価である

私にとってはこれが一番の打撃でした。

 

一回のお会計が7万6千円ぐらいしました。

 

これを4クールです。

 

AC療法の時も一回で1万円は軽く超え

ましたが、比べ物になりません。

 

がん患者はお金がかかります。

 

私は乳がんになってからしばらくは医療費の

金銭感覚が麻痺していました。

 

思いつくだけの副作用や薬の特徴を書いて

きましたが、どのお薬を何クール使うか

というのは、あくまでドクターの考え方と

患者さんの病気の状態によって違います。

 

この情報が、少しでもあなたのお役に立つ

ことを願っています。

 

乳がんの他の記事についてはこちらをどうぞ

👇

乳がんに関する記事について

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

感想やご意見など、どんなささいなことでも気軽に

コメントくださいね。

[記事公開日]2015/11/10
[最終更新日]2017/09/06

 - 乳がん