血行不良・・・血液の流れが順調でないということですね。
では、同じ血行不良で起こる症状が他にもあるのをご存じですか?
答えは「冷え性」です。
この2つの症状には見逃せない関係があったのです。
肩こりで悩んでいるけど、もしかしたら、
「冷え性」
にも悩んでいませんか?
今回は「肩こり」と「冷え性」の関係と、冷え性による肩こりを治すためのお話しをします。
■肩こりも冷え性も血行不良で起こる
肩こり、冷え性が血液の流れがスムーズでないことで起こります。
血行不良でつながる症状
もともと女性は、冷えを引き起こしやすいと言われています。
それは、筋肉の量が男性に比べて少ないため、血液をうまく心臓に戻す働きができないからです。
血液が身体のすみずみにまで届かないと身体の冷えを引き起こします。
特に、手足など身体の先に行けばいくほど十分に血液がうまく流れていない状態を引き起こしてしまうので、夏でも手足の先だけが冷たいということになりかねません。
冷え性の中でも特に多い「末端冷え性」です。
これは、「冷え性」に関する記事の中でも触れています。
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手足の先が冷えてつらい。末端冷え性は病気ではなく生活習慣の見直しで治ります。
血液の流れが悪くなると、肩こりやむくみの原因にもなりますし、冷えが筋肉を硬くさせ、症状はさらに悪化するという悪循環にはまってしまうのです。
身体の冷えは様々な症状を引き起こすということですね。
「肩こり」や「冷え性」と並んで、女性の代表的なお悩みにあげられる「むくみ」でも、冷え性が原因のひとつになっています。
こちらの記事を参考にしてみてください。
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痛い、つらい、眠れない!むくみの大半は生活習慣が原因だった。
冷え性を治せば肩こりも治る?
肩こりには、筋肉疲労が原因で起こるものと、末梢神経に傷がついて起こるものと、病気が原因で起こるものと、血行不良が原因で起こるものがあります。
ですので、冷え性と同じ原因である、
「血行不良」
を治してあげれば、肩こりの改善にもつながるというわけです。
具体的にどうすればいいの?
冷え性から来る肩こりは、その時その場だけ肩こりを解消しようとしてお薬を飲んだり、マッサージをしても一時的な改善にしかなりません。
やはり、根本にある冷え性をきちんと治してあげることが先決です。
冷え性を治すには、様々な方法があり、こちらでも解説していますのでよかったら参考にしてくださいね。
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これ以外にも血行をよくしてあげる方法を考えれば、冷え性と肩こりの改善につながるのではないでしょうか?
冷え性と肩こりを治そう
冷え性の改善方法と重複する点もあるかと思います。
運動なんかいいですよね。
「さあ取り組もう」
最初はやる気満々で、
準備万端、ウエアも用意して靴も準備して・・・
なーんてはりきっても、三日坊主で終わってしまいがちです。
私もそのパターンです。
ですから、何気なく始められて、少し物足りないくらいのことから手をつけていくのが長続きするコツです。(これは、私の場合ですが・・・)
よくあるのが、出かけ先でも、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を利用するというものです。
家の中でならいつも使う階段をもう一往復だけ多めに上り下りするとか。
お風呂の中やすきま時間に手足のマッサージをしてあげる。
手足をまめに動かすだけでも違うんです。
テレビを見ながら、足元にタオルを置いておいて、足の指でたぐりよせたり、足の指でジャンケンの練習をしたりしています。(ちなみに私はグーしかできません。)
実は、そのタオルで肩こりに効果があるストレッチを続けてやっています。
タオルを使ったストレッチはこちらで紹介しています。
結構、気持ちいいストレッチですよ。
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肩こり解消法はやっぱりこれ、簡単で効果抜群のストレッチを知りたい
今あげたことは、運動量が多いものでも、激しいものでもなんでもないと思います。
大切なのは、運動の量や時間以上に、
実行するかしないか
というただそれだけだと思います。
「たったそれだけの運動?」
と思われるものでも、続けてやっている場合と、全然やってない場合を比べると、ほんの数ヶ月単位では差がないかもしれません。
でも、長期的に見たとき、何かしら実行している人には、それだけの効果が出てくるものです。
三日坊主になりやすい人は、最初から、ハードで効き目がありそうなことにチャレンジして、挫折してしまうことが多いのではないでしょうか?
自分がストレスなく続けられそうな内容のことを、一日の生活の中に自然に組み込んでしまうと、
顔を洗うように、
歯を磨くように、
毎日当たり前の行動として続けていけるのではないでしょうか?
これは、身体を動かす解消法になりますが、食事の面で、身体を温めるものを積極的に食べるとか、飲み物は暖かいものを選ぶようにするということも必要になってきます。
お風呂の入り方や服装で気をつけることなど、身近に改善できることはたくさんあります。
冷えと聞くと、冬場だけに限ったことのように思えますが、夏場でもたくさんのポイントが隠れています。
夏場に多いのは、冷たい物の摂り過ぎがあります。
身体や内臓を直接冷やしてしまう原因になりますので摂り過ぎはよくありません。
生野菜のサラダなども身体を冷やすもとになります。
服装に関して言えば、肌を露出するようなデザインの物を身に着けることが多くなります。
ですが、あらゆる施設内や職場では、クーラーが効いていて、身体の熱をとってくれます。
しかし、冷えすぎはよくありません。
羽織るものやひざ掛け、薄いカーデガンをうまく利用して、身体が冷えすぎないようにしてあげてくださいね。
お風呂にしても、夏場はシャワーだけで済ませてしまう人が多いと思います。
身体の冷えをなくすためには、お風呂の入り方もポイントの一つになります。
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冷え性を治したいあなた、正しいお風呂の入り方や温め効果を知ってますか?
こう考えると、寒い冬よりも、夏場のほうが冷え症対策の重要性があるように思えます。
日頃の生活の中で、一つずつ「冷え性」から遠ざかるような習慣を身に着けていけば、「肩こり」も解消していくのではないでしょうか?
肩こりの原因が冷え性であれば、冷え性改善の生活が肩こりをも治してくれるお薬になるはずです。
肩こりは原因によって、治し方も異なります。
こちらの記事を参考にしてくださいね。
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誰もが悩む肩こり。原因は血行不良?筋肉疲労?それに伴った解消法について
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