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病気を疑う?知らないと怖い内蔵から来る肩こり

      2016/09/07

くまのぬいぐるみ

肩こりはそのほとんどが、

「生活習慣」

原因で起こるものです。

しかし、色々な方法を試しても症状が解消しないとか、だんだんひどくなっていく場合には、別の原因を考えたほうがいいかもしれません。

今現在、つらい症状に悩まされているその「肩こり」は、もしかしたら内臓病気から来るものかもしれません。

病気が原因で起こる肩こりがあると、ちょっと心配になりますよね。

今回は、「肩こり」という症状が起こる病気についてお話ししますね。

 

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■肩こりが起こる病気について

通常、筋肉の緊張や生活習慣、ストレスによって引き起こされる「肩こり」ですが、内臓の病気から来る場合もあるので、注意が必要です。

内臓の病気ってどんなものがあるのでしょうか?

心筋梗塞や狭心症からくる肩こり

どちらも心臓の病気です。

狭心症も心筋梗塞も冠動脈の血管から心臓への血液の流れがうまくいかず起こるものです。

狭心症は冠動脈から心臓へ送る血液の量が少なくなってしまい、数十秒から10分程度の強い胸の痛みが起こる病気です。

対して、心筋梗塞は冠動脈から心臓へ送る血液の流れる血管が詰まって、そのために心筋が壊死して心臓が動かなくなってしまうものです。

強い胸の痛みも30分以上続き、冷や汗や吐き気、耐えがたい痛みに見舞われます。

この心臓の病気が起こるときの肩こりの特徴は、

  • みぞおちや左胸に強い痛みが10分以上続く
  • 左肩に痛みがある
  • 左肩から腕にかけてのしびれが起こる
  • 左の背中に痛みがはしり、胃痛と感じることもある

などです。

どちらも場合によっては命に関わるものですので、すぐに救急車を呼ぶなどの行動が必要になってきます。

ただ、心筋梗塞になる前には、狭心症の発作を何度か経験すると思いますので、そのような心配がある場合は日頃から体調管理に気をつけておくことが大切です。

肝臓からくる肩こり

肝臓の機能が悪くなると、次のような症状が出ます。

  • 右の背中から肩にかけてのこりや痛みが出やすくなる
  • 肝臓が腫れるので、右肩甲骨胃の下が盛り上がる
  • 身体の疲労感が強くなり、身体が重く感じる
  • 強い眠気が起こる
  • 食欲がなくなる

 

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肺炎からくる肩こり

感染症による肺炎の場合、

  • 背中が痛んだり、違和感を感じる
  • 肩こりが起こる
  • だるい感じ、熱っぽい症状が出る

などの症状が出ます。

胆石からくる肩こり

脂肪の多い食事をとり続けることで、肝臓の下にある胆嚢(たんのう)という場所にコレステロールが固まって硬い胆石ができる病気です。

日本人の10人に1人は胆石を持っているそうです。

胆石は胆嚢の中にあるときは、痛みを感じませんが、胆管に胆石が出来たり、胆管に流れて、ふさいでしまうと、激しい痛みが起こります。

胆石の前兆ともいえる症状に肩こりがあります。

  • お腹の膨満感を感じる
  • 右肩にこりや痛みを感じる
  • 油っこいものを食べた時に、みぞおちから右の肩・背中に張った感じや鈍痛が出てくる

などです。

胆石は放置しておくと激痛を引き起こすので、もし、上記のような気になる症状があれば消化器内科や内科を受診しましょう。

胃の不調からくる肩こり

腹部に痛みを感じることが多いのですが、肩こりに似た症状が出ることもあります。

そのときの肩こりは左の肩に起こりやすいです。

背中よりやや上の部分が重苦しく感じたり、痛みを感じます。

胃の筋肉は左の背中や肩の筋肉とつながっています。

ですので、胃の調子が悪くなることで、左肩が痛くなります。

その他に症状が進むと、肩甲骨の間(胃の裏側)を押したときに痛みを感じます。

原因としては、暴飲暴食やストレスによって胃が疲れていることが考えられます。

消化の良いものを食べる。

飲酒をひかえる。

などを心がけてくださいね。

また、「胃潰瘍」の可能性もありますので、左の肩こりと胃の痛みや胃もたれの自覚症状がある場合は、一度消化器内科や内科を受診して原因を調べてもらうことが大事です。

膵炎からくる肩こり

左肩だけにこりを感じる場合は急性膵炎かもしれません。

膵炎は、胃の後ろにあるすい臓に炎症が起こる病気です。

急に炎症が起こる急性のものと、急性膵炎の繰り返しで起こる慢性のものがあります。

急性膵炎の場合は症状が激しく、炎症が広がると、腹膜炎や多臓器不全などを引き起こすので危険です。

左上腹部から背中に突き抜けるような激痛と嘔吐で、すぐに病院へ搬送されてしまうような症状が出ます。

病状が軽い場合は、軽い腹痛や左肩のこりを感じる程度で、膵炎だと気づかないこともあります。

少しでも早く膵炎の可能性に気付くためには、次の症状を心にとめておいてください。

  • 油っぽい物を食べた後やお酒を飲んだ後に左上腹部が痛むことが多い
  • お酒をよく飲む
  • 左のみぞおちから左肩にかけての痛みを感じることがある
  • 左の背中や腰が張るような感じがある

中高年になったら特に自分の身体の症状に敏感になりましょう。

うつ病からくる肩こり

病気は身体の不調だけではありません。

心の病気もあります。

「うつ病」

でも肩こりが起こるのです。

うつ病には心の不調だけでなく、身体の不調がたくさん現れる病気です。

主な症状は。

  • 肩こり
  • 吐き気
  • 食欲不振
  • 頭痛
  • めまい
  • 身体の痛み
  • 便秘・下痢

などなど、これもまだ症状の一部です。

整形外科を受診しても特に病的な診断がつかないと思います。

肩こりと一緒に他の不調も現れることが多いです。

心の不調は、自分ではなかなか気づきにくいものです。

普段から心身のストレスを避けて、十分な休養をとることで、心も身体も健康になれると思います。

■心配ない通常の肩こり

病気が原因で起こる肩こりがたくさんあると、不安になってしまいます。

しかし、ほとんどの肩こりは日常生活で起こるものが多いので、自分で改善できるのです。

肩こりは原因によって、治し方も異なります。

こちらの記事を参考にしてくださいね。

👇

誰もが悩む肩こり。原因は血行不良?筋肉疲労?それに伴った解消法について

病気からくる肩こりではないものにはどんなものがあるのでしょうか?

血行不良からくる肩こり

マッサージや入浴で楽になります。

冷え性であることも症状の一つです。

改善する方法としては、適度な運動と身体を温めることです。

筋肉疲労からくる肩こり

運動したり、身体を使った後に肩が痛くなるのが特徴です。

同じ姿勢で作業を続けることも筋肉疲労を引き起こします。

筋肉が張った感じや、熱っぽくなったりします。

改善する方法としては、湿布を貼ったり、ストレッチをすることが効果的です。

ゆっくりお風呂に入るのもいいかもしれませんね。

末梢神経の傷からくる肩こり

マッサージをしても楽にならないことが多いです。

肩こりと一緒に手や足がしびれる症状があるかもしれません。

改善する方法としては、ビタミンB12を接種することです。

もし病気が原因だとしたら・・・

病気からくる肩こりと、日常生活からくる肩こりの見分け方としては、食事やストレッチ、マッサージなど自分でできる改善法で良くなる場合や、軽減する場合は病気の心配はないと思います。

どんな肩こり改善法を試してもよくならなかったり、症状がどんどんひどくなっていくような肩こりは病気が原因のものかもしれません。

どちらかわからないときは、まず整形外科を受診して、肩こりの原因を突き止める所から始めたほうがいいと思います。

肩こりを治して、元気な身体と元気な心を手に入れましょう。

肩こりは原因によって、治し方も異なります。

こちらの記事を参考にしてくださいね。

👇

誰もが悩む肩こり。原因は血行不良?筋肉疲労?それに伴った解消法について

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[記事公開日]2016/05/06
[最終更新日]2016/09/07

 - 肩こり