エルケアル 

*

肩こりは温めて治す?冷やして治す?温湿布と冷湿布の使い分け

      2016/09/07

肩こり1 (2)

肩こりがひどいときには、一度はお世話になったことのある湿布薬。

肩こりは血行不良のせいでも起こります。

湿布って何でも痛みを取ってくれるイメージがありますが、肩こりにも効果的なのでしょうか?

効果があるとしたら、暖めるほうが効果的なのか?冷やしたほうが効果的なのか?

今回は、肩こりに多用される湿布の働きについてお話しします。

 

スポンサーリンク

 

 

■肩こりは温める?冷やす?

肩こりは温めたほうがいいのでしょうか?

それとも冷やしたほうがいいのでしょうか?

湿布に含まれている成分

「湿布」とは、ある程度の水分を含んだ布という意味があります。

濡れたタオルを身体に貼ることも「湿布」ですし、食品に湿度を与えるために貼ることも「湿布」というそうです。

熱が出たときに額に濡れたタオルをあてがったり、運動している最中などに打撲したときに、濡れたタオルを当てて冷やしたりすることも「湿布」の一部です。

その中で、肩こりに使う湿布は、医薬品として扱われる「湿布」です。

お薬で使われている湿布には、痛みや炎症を抑える成分が含まれています。

知覚神経の末梢に働きかけて、軽い麻痺を起こさせることで痛みを鎮めるものに「サリチル酸メチル」という成分があります。

また、穏やかに局部を刺激することで血行をよくして、鎮痛効果をもたらすものに「カンフル」という成分があります。

この他には、

温湿布には温かさを感じるトウガラシ成分の「カプサイシン」が含まれています。

冷湿布には冷たさを感じる「メントール」が配合されています。

これによって、皮膚に感じる温度が違ってくるのです。

湿布の効果とは?

痛みをやわらげて、炎症を抑えるという「消炎鎮痛効果」があります。

痛みを一時的に麻痺させているようなものですので、根本的な痛みの治療になるというわけではないようです。

また、痛いところの炎症による熱を冷やしてくれたり、温めて血行をよくしてくれたりします。

 

スポンサーリンク

 

 

温湿布と冷湿布の使い分け

長年の慢性化している肩こりには温湿布

ぎっくり腰や寝違え、打撲などの急性の症状には冷湿布

というように、急性と呼ばれる、突然起こった痛みなどで、その部分が熱を持っている場合にはまず冷やしてあげます。

運動していて打撲したときなど、まずは氷で急激に冷やしますよね。

それと同じです。

痛い場所が熱を持っていたらまず冷やしてあげましょう。

その後に熱が引いたら温湿布で血行を増やしてあげるほうがいいかもしれません。

温湿布と冷湿布の基本的な使い方としては、

急な炎症や痛みで、熱を持っている場合は冷やすことが最優先ですが、

それ以外の場合には、ひんやりさせる感覚とポカポカさせる感覚の違いがあるだけで、どちらか気持ちいいと思う方を使ってかまいません。

効果自体にあまり差はないようです。

湿布を使おうと思うときにチェックする点

肩こりに効果がある湿布はどんな湿布でしょうか?

肩の痛みを抑えてくれて、血行を促してくれる成分が入っている湿布がいいですね。

湿布薬の有効成分というところをチェックして、

「サリチル酸○○」「カンフル」

などの成分が入っているものがおすすめです。

わからないときは、薬剤師さんに相談してみてください。

そもそも肩こりに湿布って効くの?

テレビのCMなどでは、よく見る肩こりの時に貼る湿布の映像。

あれを見ると、

「湿布って、肩こりに効きそう」

って思いますよね。

実際のところどうなのでしょうか?

湿布は肩こりにはとても効き目のある即効性の貼り薬だと思われているようですが、実際は、

貼らないよりは貼った方が多少はマシかな?

という程度の気休めにしかなりません。

消炎鎮痛剤というくらいですから、痛みを一時的に麻痺させて短時間の心地よさを与えてくれるかもしれません。

でも、根本的な治療にはなりませんので、肩こりをきちんと治したいのなら、何が原因で肩こりになっているのかをつきとめて、それに見合った改善をする必要が出てきます。

カイロや温湿布などを肩に当てていると痛みが和らいで、肩こりが治った気がすると思います。

しかし、温めるのをやめると、また最初の症状が戻ってくることになります。

これでは、根本的に治ったとは言えません。

湿布薬を使うときの注意

湿布薬をはじめ、貼り薬で注意が必要なのは、

「肌がかぶれること」

です。

肌が痒くなったり、赤くなったりして、かぶれることもありますので、自分の肌に合わない場合はすぐにやめましょう。

同じ場所にばかり貼ったり、長時間貼りっぱなしはあまり肌によくありませんので、注意してくださいね。

毎日貼ることもおすすめできません。

肩こりの痛みについて

「肩こり」という症状は、

筋肉が硬くても柔らかくても、本人が、

(凝ってる感じがする)

と思えば、肩こりである。

というくらい主観的な症状です。

ですので、自分が感じる肩こりの痛みがひどくて、緊急用のお薬として使うのには「湿布」は適しているかもしれません。

しかし、「湿布」の働きは、

痛みそのものを治すのではなくて、痛みを和らげるという感覚ですので、肩こりの根本的な治療法としては適していないと言えます。

肩こりを根本から治すには、別の方法が必要です。

では、どんな方法があるのでしょうか?

肩こりの解消法については、色々な方向から考えてみたいと思います。

肩こりは原因によって、治し方も異なります。

こちらの記事を参考にしてくださいね。

👇

誰もが悩む肩こり。原因は血行不良?筋肉疲労?それに伴った解消法について

不安や聞きたい事など何でもかまいません。コメント・メッセージください。

[記事公開日]2016/04/25
[最終更新日]2016/09/07

 - 肩こり