乳がんになって私の生活はがらりと
変わりました。

 

病気になったからと言って過ごす日々は
いつもと変りません。

 

仕事だって続けていかないと生活は成り
立ちません。

 

治療費だっているのです。

 

乳がんになって、手術や治療で生活の
リズムが大きく崩れてしまいましたが、
少しでも早く日常を取り戻したいと
思いました。

 

仕事も以前と同じようにできると思い
込んでいました。

 

そんな私の職場での経験をお話しします。

 

 

 

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■治療と仕事との両立

治療と仕事の両立は大変なことです。

 

病気のことを職場に話せるかどうかでも
違ってきますし、単純に体調がすぐれ
なくても仕事ですので、途中でやめる
わけにはいきません。

 

私の場合の体験を書いています。

私の場合

乳がんの抗がん剤治療と仕事との両立です
が、結論からいいますと私にはできません
でした。

 

しかし乳がん患者さんがみな両立できない
ということではないと思います。

 

職場の理解と協力があれば、仕事内容を
変更しながら、今までと同じように仕事
できる方もいると思います。

 

私の場合は抗がん剤のAC療法の副作用が
かなり強く現れました。

 

副作用は人それぞれです。

 

副作用の度合いや職種によっては抗がん剤
治療と仕事との両立も可能かもしれません。

 

私は乳がんになったときに、身をもって
体験したうえで、闘病生活に入る方の
励ましや参考になればと思いました。

 

結果的にはその願いは叶いませんでした。

 

それでもこの先、もしあなたが乳がんに
なって治療と仕事を両立したいと思った
ときに、お役にたてることを願って思い
出しながら書いてみたいと思います。

■病気の公表

一番大きな問題だと思います。

 

職場に自分の病気のことを話すかどうか
という点ですね。

職場に伝える

これは大きな意味を持ちます。

 

やはり、周囲のスタッフが自分の病気と
治療内容を知っているかいないかという
ことは重要です。

 

知っていてもらえると、さまざまな場面
でフォローしてもらえます。

 

一番に自分の精神的負担が軽くなります。

 

病気のことを隠して仕事を続けるのは、
体調が悪い時もごまかさないといけま
せんし、自分が今までと同じように
仕事ができることが大前提になります。

 

とはいえ、実際は自分の病気のこと、
ましてや「がん」などとは、なかなか
言えることではありません。

 

家族や身内にすら、言いづらいこと
なのですから。

 

私の場合は職場が病院ということもあり
病気に対しての認知度も理解も他の職場
よりも大きかったかもしれません。

 

 

どうしても仕事を続けたかった理由

抗がん剤治療や様々な検査、放射線治療
はとてもお金がかかります。

 

私の場合は、仕事を完全に辞めてしまう
と生活が成り立たなくなるのです。

 

私は民間の保険にも入っていませんでした
ので乳がんとわかっても、どこからもお金
はおりてきませんでした。

 

これが仕事を続けたかった一番の理由です。

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■抗がん剤治療中の休みの取り方(私の場合)

「治療中で、仕事もやめたくない」

 

そんな私の休みの取り方です。

 

これは職場によって、仕事内容によって
変わってくることだと思います。

休みの取り方

私の仕事は夜勤がない月曜日から土曜日
までの仕事でした。

 

水曜日と土曜日は半日勤務でした。

 

私が乳がんでかかっている病院では
抗がん剤の点滴は、土曜日と日曜日は
行っていなかったため、金曜日の午後
に受診の予約を入れました。

 

自分の勤め先は半日単位で有給休暇を
とることができましたので、金曜日の
午後半日と土曜日の半日分をとること
で点滴の1クールを乗り切れるかなと
考えたわけです。

 

しかし、この考えは甘かったです。

予想以上の抗がん剤の副作用

AC療法の副作用の出方は予測した通り
点滴した日から2~3日が一番の
ピークでした。

 

問題は次の週の月曜日から仕事を続け
られるような体調ではなかったことです。

 

最初の点滴のときは無理して出勤しまし
たがこの一日はとてつもなく辛く長い
ものとなりました。

 

それで、抗がん剤点滴の2クール目からは
点滴の日から次の1週間を完全にお休みし
その間は傷病手当を頂くことにしました。

 

この方法にするとお給料の額は落ちますが
何とか体調が戻った頃に職場へ復帰できる
利点があります。

 

逆に、

  • 書類をたくさん提出しなくてはいけないこと
  • 職場のスタッフの勤務にも影響を及ぼすので迷惑をかけてしまうこと

などの欠点があります。

■体調への過信をしないこと

抗がん剤の副作用が強くでているときは
仕事どころではありません。

 

しかし副作用が少し和らいでくると、
頑張れば何とか日常業務もこなせそう
に思えてきます。

 

でもここで過信して頑張ってしまうのは
後で体調を崩すもとです。

 

ただでさえいつも以上に負担をかけて
いる職場のスタッフへの申し訳ないと
いう気持ちがわきます。

 

そうするといつもと同じように業務を
こなそうとしてしまいます。

 

下手すればいつも以上に頑張って
しまうわけです。

 

職場で病名を公表している場合に限り
ますが、ここはいっそのこと甘えて
周囲の方々に頼ってしまいましょう。

 

私も職場のゴミ当番や、お昼休みの
電話当番を免除してもらいました。

 

昼休みも通常であれば、患者さんの診察
が終わり次第休憩に入るのが普通です。

 

しかし抗がん剤治療を受けている間は
私だけ時間きっちりに休憩を頂き、
休憩中もテレビなど見ることなく、
空いている病室で睡眠をとらせて
もらったりもしました。

 

これは恵まれすぎてますよね。

 

自分の勤めていた病院のドクターがすべて
提言してくださったことなのです。

 

今でも感謝しています。

■ウイッグをつけての仕事

乳がんになる人は圧倒的に女性が多い
です。

 

男性よりも女性の方が、副作用による
脱毛に関してはデリケートですよね。

 

職場に初めてウイッグをつけて行く
ときはとても緊張しました。

 

昨日までショートヘアだったのに、
翌日からロングヘアだとおかしい
ですよね。

(エクステーションがありますが)

 

ですので私の選んだウイッグはショート
ヘアでした。

 

最初の頃はウィッグがずれてないか気に
なって鏡ばかり見ていました。

 

しかし慣れとは恐ろしいもので、時間が
たつにつれて自分がウイッグをつけて
いる感覚がうすれていきました。

 

暑くて汗をかいたときに、ウイッグの
髪を書きあげそうになってハッとする
こともありました。

 

乳がんになったら、仕事を休んだり辞め
たりして、治療に専念したいと思う方も
大勢いらっしゃると思います。

 

私の場合は治療費が少しでも家計の負担
にならないようにとの思いがあって、
仕事を続けました。

 

それ以外にも二つの理由がありました。

 

一つは家にこもっているより仕事をして
いた方が治療の辛さから気が紛れるかも
しれないと思ったからです。

 

もう一つは、抗がん剤の治療が済んで
体調が戻ったときに、早く社会に戻り
たいとの気持ちがあったからです。

 

「乳がん」という病気になって自分の
希望と現実がかみ合わないことも
たくさん出てきます。

 

そんな時、どこが譲れてどこが譲れない
部分なのかをしっかり考えましょう。

 

もし、治療と仕事を両立したいと思われ
たのなら体力を過信しないように、ゆる
やかなペースで仕事ができる環境が
望ましいです。

 

身体だけ辛いのではなく、心まで辛く
なってしまったら大変ですからね。

 

気持ちがあせることも多いと思います。

 

少しづつ前に歩いていってほしいです。

 

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