日常生活で「肩こり」を実感したことはありますか?
長時間、同じ姿勢で仕事をしていると、肩の筋肉がカチコチに固くなっていることを感じませんか?
毎日のように悩まされる症状にもかかわらず、
「病院に通うほどじゃないしね」
と今日まで放っておいた痛みも、スッキリ治して元気な毎日を送れたらステキですよね?
今回は「肩こり」の原因を追究してみようと思います。
目次
■肩こりについて
肩こりと一口に言っても、原因や症状など色々な種類があります。
肩こりの主な原因
- 筋肉疲労
- 目の疲れ
- 姿勢の悪さ
- 血行不良
- ストレス
- 運動不足
- 合わない下着や服
- 歯の噛み合わせ
- 病気
などです。
ほとんどが生活の中ででき湧くもののような気がします。
「今の生活を変えればよくなる」
そうわかっていても、
具体的には何を変えればいいのか?
何から始めればいいのか?
それを知ることが必要です。
肩こりの度合いに違いこそあれど、多くの人が肩こりに悩んでいます。
肩こりがある状態は決して「健康な状態」ではありません。
では、肩こりを治すことが「健康な状態」に近付く近道ではないでしょうか?
肩こりは身体のあちこちに様々な辛い症状を引き起こします。
その辛い思いから少しでも解放されたいと思いませんか?
肩こりについてよく理解して、肩こりを治しましょう。
そのお手伝いが出来れば嬉しく思います。
肩こりで悩む人の多さ
男性、女性、問わず、肩こりに悩む人は多いようです。
身体の悩みランキングにおいても、女性では一位、男性では二位という上位ランクにあがるほどのお悩み症状です。
世代においても、20代の半分は肩こりを感じるという現状です。
働き盛りの世代や年配の方だけでなく、成人している多くの人が「肩こり」を感じ、悩んでいるとは、現代病でもあり、国民病と言っても過言ではないです。
たかが肩こり、されど肩こり
誰もが肩こりの経験があるといいます。
現代社会の中で周囲を見回してみると、肩こりになる環境が見えてきます。
- デスクワークやパソコン作業が増えた
- 運動不足
- ストレス社会
- 姿勢のきれいな人が激減
まさに、「現代病」ではないかと思う内容が多いですね。
時代の流れによって、以前より明らかに増えている「肩こり」です。
今後、ますます肩こりに悩むような時代や環境になってくるかもしれません。
自分で肩こりを治す方法を知っておくことは、
時代や環境の変化に振り回されることなく、自分の身体を見直し、大切にしていくことにつながると思います。
■どんな人が肩こりになりやすい?
肩こりになりやすい人には特徴があります。
体型による違い
なで肩
特に女性に多い体型ですね。
肩が下がっているため、その腕を支えることで肩への負担が大きくなります。
外国の人に比べて日本人に、それも女性に肩こりが多い理由は、この「なで肩」の体型のせいかもしれませんね。
姿勢が悪い、猫背
猫背の人は、頭が前に出ている状態です。
頭の重さを支えるために肩や首に負担がかかります。
人は立っている時には立っているときの正しい姿勢、座っているときには座っているときの正しい姿勢、横になるときでさえ、正しい姿勢というものが存在します。
それにもかかわらず、私たちはどういう姿勢が正しい形なのかを意外に知らないものです。
正しい姿勢を知らないのに、肩こりを姿勢で治すのは難しいですよね。
正しい姿勢を知って、身体に負担のない筋肉の使い方を覚えたいですね。
それが、生活の中で習慣化していくことで、肩こりともさよならすることができるようになると思います。
肥満
肥満になることで、腕にも脂肪がつき、その分の重さを肩が支えることになります。
胸が大きい人も肩の筋肉に負担がかかって、凝りが起こりやすくなります。
肥満の人が全員というわけではないですが、行動面でも、あまり活発に動くことが少ないという人が多いです。
そのせいで、運動不足という点からも「肩こり」になりやすいのです。
体質や環境の違い
運動不足の人
私たちは身体を動かすと筋肉がポンプの役割をするので、そのおかげで血液の流れがアップします。
運動不足の人は血液の流れが少なくなってしまうので、肩の筋肉に老廃物がたまりやすくなるのです。
その結果「肩こり」になります。
筋肉というものは、適度に動いているよりも、使わずにジッとしているときのほうが緊張して硬くなりやすいのです。
座ったままのデスクワークや長時間のパソコン作業など、同じ姿勢を続けているほうが筋肉に負担がかかりやすく、同じ場所の筋肉が緊張していることで「肩こり」になります。
運動不足は筋力の低下を招きます。
生活の中で身体の姿勢を維持する筋肉の力も衰えるので「肩こり」の原因となってしまうわけです。
冷え性の人
筋肉の動きや血管の収縮、拡張などは、自律神経によってコントロールされていますが、身体が冷えると自律神経の中の交感神経が優位に働きます。
身体が寒さを感じると、体温が下がらないように血管や筋肉が収縮します。
そのせいで、血液の流れが悪くなり、疲労物質がたまってこりや痛みが出てきます。
これが冷え性の人が「肩こり」になるしくみです。
更年期の人
更年期になると、女性ホルモンが身体の中で作り出される量が少なくなります。
この女性ホルモンはエストロゲンと言いますが、このエストロゲンが減ると、血液の流れ方にも影響が出てきます。
血液の流れが悪くなると筋肉が酸素不足や栄養不足を起こし、固くなります。
さらに、年齢を重ねることによっての首や肩などの筋力が低下します。
結果、更年期の人は特に肩こりになりやすいのです。
性格的な違い
真面目な人
責任感の強い人
几帳面な人
心配性の人
これらの性格の共通点としては、
自分のもともと持っている能力以上のことをこなそうと頑張りすぎてしまう傾向が強いということです。
あまり自分を追い込んでしまいますと、精神的にもつらい状態になってしまい、「うつ病」などにもなりかねません。
肩こりだけでなく、心の不調も悪化させてしまわないように気をつけましょう。
肩こりと関係している事は主に3つ
「運動をしているかどうか」
「姿勢が正しいかどうか」
「ストレスがあるかどうか」
肩こりに大きく関わってくるのは、主に3つですが、生活の中で様々な要因が肩こりを引き起こしているのが現状です。
自分の肩こりの原因は何かを確かめて、それに見合ったやり方で治していくことが本当の治療になると思います。
少しでも早く肩こりの辛さから解放されて、気持ちも明るくなれる生活を目指していきましょう。
原因別「肩こり」解消法について
そのためにはどんな方法があるのでしょうか?
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肩こりと言えば、湿布薬ですね。
肩こりで痛いところを治すときには温めた方がいいのでしょうか?
それとも冷やした方がいいのでしょうか?
血行が悪くて肩こりになるのなら、お風呂に入って血行をよくしてあげる方法はどうでしょうか?
肩こりが楽になるお風呂の入り方について書いています。
実行して気持ちよさを感じるのはこり固まった筋肉を伸ばしてあげることではないでしょうか?
ストレッチはやっている間、とても気持ちよく感じますし、効果がありそうですね。
痛みやこりの軽減に効くストレッチの仕方について書いています。
肩こり解消法はやっぱりこれ、簡単で効果抜群のストレッチを知りたい
肩こりが食べ物で解消されるなら、毎日の食事に取り入れたいですよね。
日頃の生活の中で改善できるところから一つでも取り入れてみましょう。
食べ物で肩こり改善をはかる方法について書いています。
肩こりに効く食べ物があった。血行促進してつらい症状を治す方法
歯並びとは違いますよ。
歯の噛み合わせが肩こりに大きく影響してくるのです。
噛み合わせが身体の歪みを引きおこします。
肩こりが歯の噛み合わせのせいで起こっているのなら、噛み合わせ自体を治す方法を知りたいところですね。
歯の噛み合わせは大丈夫?肩こりだけじゃない辛い症状と治療法について
毎日何気なく当たり前にとっている睡眠。
生活の中で時間をたくさんに使う睡眠が肩こりを引き起こしたり、逆に改善できる時間帯だとしたら見直してみることも大切になってきますね。
何気なく使っている枕も肩こりの原因になっているかも。
パソコン作業や、テレビ、ゲーム、携帯電話・・・。
現代は、目を酷使する生活習慣の原因が当たり前のように存在します。
目の疲れは、自分で気がつかないうちに肩こりを引き起こしてしまいます。
こまめな休息や、ちょっとした気配りでひどくならないうちに疲れを取り除けるんです。
肩こりがひどくなる前に目の疲れをとることの大切さについて書いています。
女性ならではの下着と言えば、「ブラジャー」ですが、この下着の正しいつけ方や選び方を知らないがためにひどい肩こりになっていることもあります。
肩こりだけでなく、なかなか気を配ることのない下着の選び方についても書いています。
合わない下着が肩こりを招く、ブラのサイズや形、寝る時の着用について
肩こりで注射?
と驚かれるかもしれませんが、痛みを即効でとるのには一番適した方法です。
しかし、注射で痛みをとるのは一時的な対策です。
根本的な治療を考えつつ、我慢できない痛みを軽減できるように上手に利用していくことがいい方法ではないでしょうか?
また、肩こりで病院を受診するときには何科に行けばいいのかも記事にしています。
肩こりを治すのに即効性のある注射って何科にいけばいいの?種類や効き目は?
市販で飲む肩こりに効くお薬や、漢方薬について紹介しています。
肩こりには生活習慣で引き起こされるものがほとんどですが、中には病気によって起こるものもあります。
肩こりの症状が出てくる病気についての記事になります。
肩こりの原因が「冷え性」にあるかもしれません。
血行不良で起こる「冷え性」と「肩こり」の関連性について書いています。
肩こりになるのは、やはり姿勢が関係しているのでしょうか?
正しい姿勢ってどんな姿勢なのでしょうか?
肩こりと違う「首こり」について。
色々ためしたけれど治らない肩こりが楽になるかも、そのためには首こり対策を考える
何をやっても楽にならない肩こり、それはもしかして「首こり」かも
現代人のほとんど誰もが持っている「スマホ」
このスマホの使用が肩こりを招いているのかもしれません。
肩こりの原因に日頃のスマホが影響、「スマホ巻き肩」ってどんなもの?原因と対策は?
不安や聞きたい事など何でもかまいません。コメント・メッセージください。