「玄米ご飯」というとどんなイメージですか?
昔の人の食事?
質素?
ボソボソしていて味気ない???
「玄米ご飯」を食べたことは、ありますか?
私は「玄米ご飯」が大好きです。
もちろん白いご飯も大好きです。
今回、私の過去の体験として「便秘」解消に一番効いた食材は「玄米ご飯」だったということをお話ししたいと思います。
目次
■玄米ってどんなお米?
玄米は白米と違って硬いというイメージがあります。
しかし栄養面ではとても優れている部分がたくさんあります。
最初はダイエット目的でした
ダイエットは女性の永遠のテーマともいえるものですよね。
かくいう私も、はまりました。
ありとあらゆる「ダイエット」に。
食事制限で行う単品ダイエットから、運動を取り入れた正攻法のダイエットまで、内容は様々です。
(ダイエットというテーマについてもまた、記事を追加したいと思っています。)
玄米ご飯を取り入れたのは、「マクロビオティック」という食生活の改善方法によるダイエットをしばらく目指していた時です。
これについては、確かに「成功」しました。
しかし、現実的には、家族の食生活を預かる主婦としては、なかなか難しいこともあります。
(この話は、また後日いたしますね。)
ということで、私が玄米ご飯と出会ったのは、ダイエット目的の時期でした。
まだ子供が幼い(保育園)ときです。
炊き方の変化
最初は、気合も入ってましたし、美味しい物を炊きたいと強く思っていました。
ですので、玄米ご飯を「土鍋」で炊いていました。
ふっくらして、適度におこげもできて美味しかったです。最高でした。
でも、面倒でした。
次に、考えたのが「圧力鍋」です。
これなら、固いイメージで、吸水にも時間がかかる玄米が
(短時間で炊けそう)
な気がしました。
この「圧力鍋」で炊く期間が一番長かった気がします。
最後に、今現在の炊き方です。
「炊飯器」です。
普通に白ご飯を炊くときのものと同じ炊飯器を使っています。
これが一番簡単です。
ちなみに、炊飯器は最新型のものでも何でもありません。
「玄米専用」でもありません。
5年以上使っています。
白ご飯を炊くときよりも吸水を長くして、水の量を少し増やすだけです。
それでも、今毎日美味しい玄米ご飯が炊けています。
お腹が空かない(腹持ちがいい)
玄米のいいところ。
腹持ちがいいんです。
朝、お茶碗軽く一杯だけ頂くのですが、トーストなどのパン食や、白ご飯などのときよりもお昼までの時間が持ちます。
なかなかお腹が空きません。
これって間食が必要なくなるので、ダイエット向きですよね。
玄米ご飯は白ご飯に比べて、よく噛まないと呑み込めないので、量も少量ですみますし、血糖値もゆるやかにしか上がらないので、急激にお腹が空くこともありません。
お通じがよくなる
便秘が慢性化していた私にとっては、これが一番の効果であり、驚きでありました。
食べて、2~3日した頃から、自然なお通じが毎日のようにありました。
玄米というのは、白米と違って、「生きているお米」とも言われます。
白米を水に浸けていても、変化はありませんが、玄米を水に浸けておいておくと発芽するんです。
これが、
「発芽玄米」
と呼ばれるものですよね。
なので、玄米は生きているお米とも言われるのです。
玄米は、白米に比べてもビタミンやミネラル、食物繊維をたくさん含んでいるので、「完全栄養食」とも言われています。
う~ん、このまま書くと「玄米ご飯」の宣伝みたいになってしまいますね。
話を便秘について戻します。
玄米がお通じに効くというのは、たっぷりと含まれる「食物繊維」のおかげだと思います。
それに加えて、腸の中のお掃除をしてくれるので、スッキリとした排便をのぞめるのだと思います。
玄米ご飯を主食にすると、自分が望むと望まないとに関わらず、「おかず」が少なくてすむようになりますし、野菜やお味噌汁などの和食系の食事が欲しくなります。
そのせいかもしれませんが、
(腸の働きにおいても負担を無くしてあげて、腸が十分に動くことができたのではないかな?)
と感じています。
スナック菓子や甘い物が欲しくなくなる
玄米ご飯を自分の食生活に取り入れるまでは、スナック菓子や甘い物が手放せない生活を送っていました。
3食のご飯以外にも、おやつと称して食べていました。
午後のおやつの時間に食べるという訳ではなく、夕食後の寝る前の時間に食べるのが大好きでした。
お腹が空いて食べるというのではなく、ただ口さみしいだけ、何となく、気が付けば、食べていました。
それが、「玄米ご飯」を食べるようになってから、欲しくなくなったのには驚きでした。
便秘の一因には、腸の負担が大きくなることによって、十分な「ぜん動運動」を促してあげられないということもあると思います。
3食以外にも栄養や食物繊維とは関係ないお菓子まで口にしていたのであれば、腸は働いても働いても休めない状態です。
本来の働きを十分発揮できなくなってしまいます。
これじゃ、「便秘」になってもおかしくないですね。
生活の中でちょっと取り入れてみる
今まで白米を食べていたのに、いきなり
「玄米ご飯食べたら?」
なんて言われても困ってしまいますよね。
特に、家族の食事をまかされている立場であるならなおさらです。
家族を巻き込んで「玄米ご飯」を食べてもらう方法もありですが、
一番取り組みやすく、家族の事も考えるとするなら、まずは、自分だけ取り入れてみてはどうでしょうか?
おすすめの方法としては、
まとめて炊いてラップして冷凍保存。食べるときはレンジでチン。
これでOKです。
炊き方について、一般の炊飯器で炊くと申しましたが、
私なりの工夫は、
- ボソボソ感を無くすために、雑穀を混ぜて炊く
- 水は1.5~1.8倍が目安(お好みでどうぞ)
- 炊く前に塩をひとつまみ入れる
などです。
雑穀は市販の16雑穀などや、黒米、もち麦、アマランサスなどです。
中でも黒米は、ご飯の色も美味しそうに見えますし、ボソボソした食感をモチモチした食感に変えてくれるすぐれものです。
これが、玄米ご飯を普通の炊飯器で炊いても成功する理由だと思っています。
黒米
胃腸の働きを高める働きがあります。
もち麦
食物繊維が豊富に含まれていて、玄米の4倍もの食物繊維があるそうです。
便秘の解消には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく摂取する必要があるのですが、もち麦にはこの2種類の食物繊維がバランスよく含まれています。
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便秘改善にはまさにすぐれものの食材という訳ですね。
アマランサス
ミネラルが豊富に含まれているのと、貧血気味の人に嬉しい鉄分も摂れます。
便秘に関して言うと、「抗ストレスビタミン」とも呼ばれるビタミンB群の一種、「パントテン酸」をたくさん含んでいます。
ですので、精神的ストレスを和らげてくれる、便秘にも効く食材ということになります。
ですので、この3つは、味を美味しくするだけでなく、便秘解消の効果もあるということです。
こちらの記事も参考にしてくださいね。
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