エルケアル 

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婦人科は女性特有の病気のためにあります。内診って痛いの?怖いもの?

      2016/09/06

産婦人科

生理のことで、気になることあるんだけどな。

おりものが普通じゃない気がして心配。

でも婦人科って行きたくないなあ、なんだか怖いのよね、

そう思ったことありませんか?

婦人科って女性のための医療機関だというのに、意外と敬遠されがちなのです。

一番の理由は恥ずかしさがあることと、自分の見えないところで内診という診察があることだと思います。

婦人科に対する未知の不安や恐怖感を取り除いて、もう少し婦人科のことを身近に感じてほしいです。

なぜなら、ちょっとのためらいのために取返しのつかないことにならないでほしいからです。

今回は敷居の高い婦人科の受診の仕方と流れをお話ししますね。

 

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■婦人科のことをよく知ろう

婦人科って女性にとって、大切な診療科であるのに、敷居が高くてなかなか受診できない。

そう思っていませんか?

婦人科について意外と知らないこともあるかもしれません。

産科と婦人科と産婦人科の違い

産科とは出産を扱う科です。

妊娠や分娩に関した内容を診る科です。ですので、対象は妊婦さんになります。妊娠中の女性の色々な症状や、お腹の中の胎児のことも診たりします。

婦人科とは妊娠以外の女性特有の病気を扱う科です。

子宮や卵巣の病気、女性特有のホルモンの病気、生理(月経)に関する症状を治療します。対象は妊婦さん以外の女性になります。

まだ子供ができない不妊治療の希望の女性、更年期障害に悩む女性、避妊の相談なども受けています。

産婦人科ですと、産科と婦人科が入っていますので、どちらの女性も診察の対象となります。

婦人科って必ず内診が必要?

婦人科に行きたくない最大の理由が「内診」と呼ばれる診察方法ではないでしょうか。

内診は婦人科特有の診察台に上がって、膣の方から診察したり、超音波の機械で子宮や卵巣の状態を診たりします。

おりものや出血、がん検診などの検査などには必要ですが、毎回必ずどんな症状にも内診が必要かと言いますと、

答えはNOです。

診察の内容にもよりますが、カウンセリングだけで済むこともあります。

詳しい症状をドクターに聞いてもらったうえで内診が必要かどうか決まりますので、不安なことをそのままにしないで、まずはドクターに相談することから始めましょう。

また、SEXの経験のない女性は、おしっこを膀胱にしっかり溜めて、お腹の上からの超音波で診ることができますので心配いりません。

逆にSEXの経験のある女性にとっては内診はそれほど苦痛なものではないです。

確かに、自分の見えないところで何をされているかわからないことが不安を大きくさせてしまうのかもしれませんが、詳しい診察もしないで、話だけ聞いて病名を判断される方が、私からすると納得いかない中途半端な診察に思えます。

本当にこの診断で大丈夫なの?

この薬を飲めば治るの?

きっと、頭の中は疑問だらけでいっぱいになると思います。

せっかく婦人科を受診してもそんな中途半端な診察では、却って不安を残すことにもなりかねません。

 

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必要あればこその内診

ドクターは必要あればこその内診を行うのです。

あなたの心配な症状の診断をきちんと行おうとしてくれているのです。

あなたの病気を治そうと全力で取り組んでくれるのです。

あなたが婦人科を後にするときに明るい表情になれるお手伝いをしてくれるのです。

そんなドクターの判断で必要とされたなら、内診もしっかり受けてほしいと思います。

病気や様々な症状を治したいのかどうか?

婦人科でなくても同じですよね。

身体の症状に応じて行われる採血や検査です。

針を刺すのが痛いから嫌だ、検査は痛い怖いから嫌だ、と駄々をこねることはしませんよね。

それと同じです。

必要あるから内診はあります。ちょっと恥ずかしい気持ちは病気が治ることを考えれば何でもないことです。

私も乳がんで、胸を何度さらけ出したでしょう。婦人科の検診も何度も受けましたよ。抗がん剤治療で髪が抜けて丸坊主になりました。それは治療を受ける前からわかっていたことです。

それが恥ずかしいならやめればよかったのでしょうね。

何故、私はお断りしなかったか。

それは自分が病気を治したいという強い気持ちがあったからです。病気が治るならどんなことも頑張れちゃいます。

「命が係わる病気なら、私だってできるわよ」

今そう思ったあなた。

婦人科にだって、放っておいたために、進行してしまい辛い病気になってしまった人もいるのです。

あなたがそんな目に合わないように。

少しでも早く症状が改善するように。

その症状が婦人科に関するものであるならば・・・・

「早目に婦人科へ足を運んでください」

■婦人科を受診するなら

婦人科を受診しようと思う時に予備知識があると不安にならずに済みます。

全ての医療機関がこの限りではありませんが、参考になれば幸いです。

問診票の記入

婦人科で記入する問診票って、書く内容が独特です。

  • 初めての生理がいつだったか
  • 普段の生理の周期がどのくらいか
  • 痛みや痒みや症状の記入
  • 妊娠したことがあるか
  • SEXの経験があるか
  • 閉経はいつか

などなど、女性にとっては書きづらいこともあるかと思います。

特にSEXの経験があるかどうかという項目については若い女性(特に学生さん)には抵抗があるかもしれません。

しかしこれは、その後の診察でとても重要になってくるのです。

例えば、超音波を膣から見られるか、腹部から見ることになるかの違いでも案内する受付係や看護師はおしっこをコップにとってもらうかそれともトイレを我慢して、溜めてもらうかの判断が必要になるのです。

婦人科では採尿といって、おしっこをあらかじめコップにとってもらうことも多くあります。これは診察の際に尿が必要になる検査がいくつかあるためです。

そのためには、受付で受診した全員の女性にとってもらうように案内してもらえば済むことです。

しかし、いざ患者さんの子宮や卵巣の状態をエコー(超音波)の機械で診たいという時にSEXの経験がない女性だった場合は腹部からのエコーを使わなければなりません。

その時にもしも、おしっこをとってもらっていたら、膀胱におしっこが溜まっていないので、膀胱の周囲の子宮や卵巣がきれいに映らないのです。

それでは、確実な診断はくだせませんし、その後1時間も2時間もかけておしっこを溜めてもらうか、再度受診してもらわなくてはならなくなります。

たかが問診票ですが、意味があって質問されている内容なのです。

待合室の雰囲気

ほとんど女性だらけです。

婦人科であれば当然のことですが、産婦人科となると別です。

最近は妊婦さんの受診の際にはご主人が付き添われるパターンが多くみられるため、待合室の中に若い男性が混じっている光景も目にしますね。

産婦人科は妊婦さんのように幸せな思いで受診する女性ばかりとは限りません。産科の患者さんの中にも辛い治療や診察結果を受けている最中の人もいます。

それに加えて婦人科の受診を希望している人は心配ごとがあって、来院しているので、気持ちも明るくというわけにはいきません。

あなただけが不安なのではないですよ。

悩みを抱えた女性は大勢いるということです。

心配ありませんからね。

婦人科をもっと気軽に受診しましょう。

(ちなみに私は、婦人科の回し者でもなんでもないですからね)

医師の診察

診察室に呼ばれると医師に話を聞いてもらいます。

最初に書いた問診票をもとに症状を聞かれたりするわけです。

ここで自分の不安を全部聞いてもらいましょう。

何科を受診しても同じことですが、病院で医師を前にすると思ったことの半分も言えないって気持ち私もわかります。

そんなときのとっておきの方法、お教えします。

「言いたいことや、気になる症状をメモしていく」

それだけです。

婦人科で必ずと言っていいほど聞かれることがあります。

「生理の周期」です。

生理の周期と婦人科の病気は密接な関係にあるからです。

おりものなどには生理は関係ないでしょう?

と思われがちですが、膣から入れるお薬を使うときなどに、生理日と重なると薬が生理のときの出血と一緒に身体の外へ出されることもあるので、関係ないようで関係あるんです。

ですので、婦人科を受診する際には「前回の生理がいつから何日間ぐらい続いたか」ぐらいはスラスラ言えるように意識していくと診察がスムーズにすすみますよ。

内診

さて問題の内診です。

(内診台に乗るとき)

内診台という婦人科特有の診察台があります。

両足を広げて腰から下が少し上体の位置より高くなるため、独特の姿勢になります。婦人科の診察をためらう理由はきっとこの姿勢に抵抗あるからだと思います。

お産を経験している私でさえちょっと恥ずかしいですからね。

日本の婦人科では医師の顔が見えないようにカーテンで患者との間がしきられていますが、外国の方の中には医師の顔が見えないことがかえって不安になる場合もあるようです。

もしもですが、患者さんが希望すればカーテンは開けてもらえます。

もし不安があれば内診台に乗る前に看護師さんに伝えましょう。

内診台に乗る前に下半身の衣服や下着はすべて脱ぎます。足元が気になる場合はタオルなどが置いてあるはずですのでそれを足元にかけて内診台に乗りましょう。

患者としては内診台に乗る前に脱ぎ着しやすい服装で行くことが望ましいと思います。それとスカートであっても長すぎると衣服のすそを内診台に巻き込んでしまう恐れもあるので、脱いだほうが望ましいです。

(患者さんが意外と気にする事)

すね毛などの手入れは基本、必要ありません。ビキニラインと言われる場所のお手入れも無用です。海に泳ぎに行くわけではないんですから。

それにお手入れしようとして傷を作ったりしたら、そこからばい菌が入ってしまい診察したい当初の目的が変わってきちゃいますよ。

内診台にあがるときに靴下は脱いでも履いてても大丈夫です。

(気分悪くならないように)

緊張して力が余計に入ったり、不安で気分が悪くなってしまわないように、楽に呼吸できるといいですね。

見えない中での診察と普通はとらない姿勢でいることが必要以上にあなたに診察のストレスを与えるかもしれません。

もし診察の途中で気分が悪くなりそうになったら、早めに周囲の看護師さんや診察してくれている医師に声をかけましょう。

婦人科受診の必要性

自分の身体の症状に対する不安を解消するためには

「恥ずかしい」

という気持ちは邪魔になってしまいます。

恥じらいを持つことと、恥ずかしがることは別です。

女性の恥じらいは素敵なものです。

しかし、病気に関しては、治療の一つとして割り切れる潔さも大切になってきます。

恥ずかしい気持ちより、不快な症状を治したいという気持ちが勝れば婦人科の内診もちょっとの間の恥ずかしさで終わってしまいます。

ほんの少しの勇気をもってくださいね。

あなたが辛い症状や病気に泣かないで済むように・・・・

 

不安や聞きたい事など何でもかまいません。コメント・メッセージください。

[記事公開日]2016/03/05
[最終更新日]2016/09/06

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