エルケアル 

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乳がんになって何度も受けたショック

      2016/09/06

女性と読書

あなたはショックとはどういうときに受けるものだと思いますか?

自分が思いもしない事柄が起こったときや、受け入れられる許容範囲を超えていたときなどではありませんか?

乳がんになるということはまさしくショックの連続です。

どんな時にショックを受けたかお話ししたいと思います。

 

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■自分がショックを受けた瞬間

私は「乳がん」になってから一度だけでなく何度もショックを受けました。

それは乳がんがわかったばかりの頃が圧倒的に多くて、ショックを受けては状況に慣れて、また次のショックを受けてそれに慣れて、と同じことを繰り返しながらショックにも順応していける自分というものを知りました。

しこりを発見したとき

一番最初にショックを受けたのはしこりを発見したときです。

お風呂上りに違和感を感じ、しこりらしいものに触れたときには

「え?」

と一瞬頭の中が真っ白になったのを覚えています。

血の気が一気に引いて、服も着る余裕なく主人を大声で呼びました。

呼ばれた主人の顔色が変わっていたことから、その時の私自身の声が切羽詰まっていたことを知ったのです。

(ガーンと頭を殴られたような)ショックではなく、(動悸がひどくなって心臓がバクバクするような)ショックを感じました。

 

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初めて病院を受診したとき

病院の待合室でもそわそわして落ち着きませんでした。

ドクターが触診と視診(手で触れて診察することと目で診て診察すること)をしてくださって、続けざまにマンモとエコーと細胞診と血液検査をその場ですぐ手配してくれました。

実はこの時点で軽いショックを受けました。

なぜかというと、一度にたくさんの検査を予約もなしで、その日のうちに入れられるということが私にとってはすでに「乳がん」確定の予感がしたからです。普通は検査の予約をとって、また改めて受診するのが普通だと思っていたからです。

おまけに、その日はすでに外来受診時間がそろそろ終了という時間だったにもかかわらず、たくさんの検査を行うことはよほど緊急を要するのかな?と悪い方にしか考えが及びませんでした。

その後、すべての検査が終わり画像を見て考え込むドクターの表情でほぼ「乳がん」確定を感じ取った瞬間またショックでした。

最初の検査結果を聞いたとき

最初の受診のときに受けたすべての検査の結果が出るのが年末の病院の最終営業日で、検査結果を電話で聞くことになりました。

そのとき電話口で主治医から「乳がん」確定だという結果を聞いた瞬間にショックを受けました。

検査結果を待たされていた私にはショックと同時に診断が確定してなぜかホッとした気持ちも少しありました。

術前の詳しい検査の結果を聞いたとき

「乳がん」とわかってからもっと詳しい検査を受けました。

それは乳がんがどの程度全身に広がっているのか、他に転移している箇所がないかを調べるための検査でした。

乳房のMRIとエコー、PET-CT検査を受けました。

その結果を聞いたときに腋窩リンパ節という脇にあるリンパ節と胸骨傍リンパ節へも転移があるとわかりショックを受けました。

その上、最初は早期乳がんだと言われていたのに、その結果がわかってから進行乳がんとなったと説明を受けたときにまたショックでした。

手術の後に自分のがんのタイプを知った時

手術してがん細胞を取り除くとそれは詳しい検査に出されます。

それは針で一部分を刺してとった細胞でもなく、直にとったがん細胞ですので、このがん細胞を調べて出た結果はほとんど確定診断となります。

私の場合は自分のがんのタイプが「トリプルネガティブ」というタイプの乳がんであることをドクターから伝えられました。

その名前は前もって調べていて知識として「予後の悪いがん」という内容で頭の中にありましたのでショックを受けました。

(あ~、私は進行乳がんでそのうえトリプルネガティブのタイプなんだ)という打ちのめされたようなショックでした。

治療で抗がん剤を使うことが決まったとき

もし私の「乳がん」が早期乳がんであったなら手術でがん細胞を取るだけで済んだかもしれません。

もし私の「乳がん」がトリプルネガティブタイプでなかったなら抗がん剤を使わなくて済んだかもしれません。

実際は早期乳がんでも抗がん剤を使うこともありますし、トリプルネガティブタイプでなくても患者さんによっては抗がん剤治療を行う場合もあると思います。

しかし、私の乳がん=「トリプルネガティブ」とわかった時点で治療に抗がん剤が使われることは予測できましたが、主治医から改めて言われてショックでした。

それは私にとって、抗がん剤治療には「つらい」とか「髪が抜ける」というキーワードがついてまわっていたからなのです。

主治医から「トリプルネガティブ」という言葉を聞いた時点で覚悟はしていたものの、そのすぐ後に治療方針についての説明で「抗がん剤治療」の話が出たときはガ~ンと頭を殴られたようなショックを受けました。

■「乳がん」になってからの生活はショックの連続

この後もショックを受ける場面は数えきれないほどありました。

でもほとんどのショックは「乳がん」かもと思い始めてから確定診断がつくまでに体験してしまう気がします。

というより、最初の頃にショックを連続で受けすぎて、感覚がマヒしてしまうのかもしれません。

今にして思えば、その後に受けた少々のショックは、ショックだと認識してなかったかもしれません。

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乳がんと心の変化(ショック~不安・落ち込み~回復)

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[記事公開日]2016/02/07
[最終更新日]2016/09/06

 - 乳がん