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乳がん治療と病院選び(闘病生活の負担を減らすには)

      2016/09/06

車イス

「乳がん」になったら、治療を行う病院を決めなくてはなりません。

多くは最初に受診した病院でそのまま治療を続ける場合が多いかと思います。

しかし、あなたが何らかの理由でその病院で治療を続けることをためらう理由があるのなら、その理由に目をつぶって妥協せず、自分が納得したうえで治療を受けることが、後々大切になってきます。

今回は、あなたが「乳がん」治療を受ける際に病院選びをするときの注意点についてお話しします。

 

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■私のかかった病院

乳がん」の心配をしたとき、家から近いところにたまたま乳腺外科のある病院がありました。

当時私自身、病院を職場として働いていましたので、その病院の方々とも地域の集まりで少しは顔見知りではあったのですが、まさか自分が患者としてお世話になるとは全く思いませんでした。

「乳がん」かもしれないと不安になって、最初にかかったときはその病院の院長先生が私の主治医でした。

そして「乳がん」の手術で入院した時に改めて、担当してくださった先生がその病院を転勤で移られるまで私の主治医でいてくださいました。

今現在は院長先生が主治医です。

どちらの先生(以下ドクターと呼ばせて頂きます。)もとてもいいドクターで、私の話をしっかり聞いて治療の提案をしてくださいました。

私はとても恵まれていたと思います。

 

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■病院の選択は重要だと思う

「乳がん」になって、どの病院で手術を受け、どの病院で治療を受けるか、検査を受けるかは患者さんやその家族にとってはかなりのウエイトをしめます。

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「乳がん」患者やその家族にとって、良い病院とはどんな病院なのでしょうか?

  • 自宅から近く、通院治療がしやすい
  • ドクターが患者さんの希望をよく聞いたうえで治療の選択をしてくれる
  • 医療スタッフと、コミュニケーションをよくとれて、明るい雰囲気がある
  • セカンドオピニオンを希望したときに、快く資料提供をしてくれる

などでしょうか?

条件全てが当てはまる所を探すというのはなかなか難しいかもしれませんが、この中のいくつか、自分が譲れない部分を見極めて病院選びをした方がよいかもしれませんね。

■話しやすかった

私の場合ですが、医療スタッフの方々がみなさん、明るくて、気さくでとても話しやすかったので、通院するのが苦になりませんでした。

受付の女性、検査技師の方々、ナースさん、ドクターとみなさんよく声をかけてくださり、治療で通院したときも、当日関係のない技師さんまで、「体調はどうですか?」と声をかけてくださいました。

病気の人、特に私のように「がん患者」にとっては、病院は何一つ楽しい場所ではありません。

聞きたくない検査結果や、痛い検査やしんどい治療などなど。

テンションが下がってしまうことがほとんどです。

具合が悪いことも多いです。

そんな中、明るく声をかけてくださったり、笑顔を見せてくださると、それだけで救われます。

沈んだ気持ちの半分は浮き上がらせられます。

■家族にとってはどうでしょうか?

私が「乳がん」の手術のため、入院することになったとき、その病院は自宅から近いこともあり、当時高校生だった子供たちもちょくちょくお見舞いに来てくれました。

家族にとっては、家のこともしなくてはならないし、そのうえ、私のお見舞いにも来るというハードな生活を強いられたわけです。

そんなときに距離的にも近い場所の方が負担が軽いと思います。

主人は仕事をしていますし、どうしても持ってきてほしい物や、買って来てほしい物があったときには娘に頼むこともできました。

近いから家族にお願いしたことを待たなくてもよかったです。

これも一つのストレスという心の負担の軽減に繋がりました。

■職場と病院の関係

現在、違う職場で働いていますが、ここもまた病院から近くて、薬をもらいに行くのに、わざわざ休みをとらなくても仕事帰りに行ける距離なのです。

さすがに、検診などの診察はお休みをとっていかなくてはならないですが、それすら半日あれば十分です。

私はずいぶん環境に恵まれていると思います。ありがたいことです。

■負担を減らせるところは減らしたい

患者さん全員が恵まれた環境で治療を受けられるわけではないこともわかっています。

でも、もしまだ今から治療する病院を決めようとされている方がいらっしゃるなら、患者さんやその家族の負担を少しでも減らせるような所を選択できたらいいですね。

自分の体験からしか申せませんが、患者自身はもちろんのこと、その家族において闘病生活やそのサポートは本当に生活に負担のかかる出来事となります。

ドクターに「話しやすい」、「相談しやすい」ということは距離的な負担の軽減にはなりませんが、精神的な負担の軽減にはなります。

全てにおいて、希望の叶う治療や治療環境を求めるのは難しくても、一つでも考えて選択することで、患者さんも家族も心折れることなく前に進めるのではないかと思います。

みなさんが、満足いく治療を受けられますように。

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[記事公開日]2016/01/11
[最終更新日]2016/09/06

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